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ジェーシービーは3月29日、「キャッシュレスとデビットカード利用意向に関する実態調査2017」の結果を発表した。調査は2月15日〜20日、全国の20歳〜69歳の男女1,000名を対象にインターネットで行われた。

デビットカード(買い物をすると自分の銀行口座から即時決済するカード)について知っていたか聞いたところ、「詳細まで知っていた」33.8%、「名前を聞いたことがある程度」55.5%となり、それらを合計した認知率は89.3%、「知らなかった」は10.7%だった。

昨年の調査結果と比較すると、「詳細まで知っていた」の割合が上昇(2016年調査30.0%→2017年調査33.8%)したことで、認知率が8割半から9割へと上昇(2016年調査85.1%→2017年調査89.3%)していることがわかった。

デビットカードについて説明した後に、デビットカードを今後(または今後も)使いたいか聞いたところ、「非常に使いたい」5.4%、「どちらかといえば使いたい」34.1%となり、それらを合計した利用意向率は39.5%となった。一昨年・昨年の調査結果と比較すると、利用意向率は3割半から4割へと上昇(2016年調査36.9%→2017年調査39.5%)している。

さらに、デビットカードの利用率と平均利用頻度について昨年からの推移を確認すると、利用率は8.4%から9.1%と同水準で推移しているものの、平均利用頻度は月に3.7回から月に5.8回と、昨年比でおよそ1.6倍と顕著に上昇している。

同社では、デビットカードのメリットとして、「銀行口座があれば発行できる」「『お金がないのに買ってしまった』を防げる(口座残高の範囲でしか買い物できない)」「口座のお金をおろさず使える」「世界中のカード加盟店やネットで買い物できる」「使うたびにお得(ポイントが貯まる)」を挙げている。