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ムービーを撮影するのではなく、1コマ1コマ撮影した写真をつなげて映像にする「タイムラプス」は長い時間をかけて撮影したものを数分〜数秒にまとめ、非常に美しい映像にすることができるため、天の川夜の建築物世界の都市が32年かけて変化していく様子といった被写体で用いられます。しかし、映像作家の映像作家のFrancis Cheeさんが被写体に選んだのは「カエルの卵」。33時間かけて撮影した細胞分裂の様子を23秒の映像にしており、「CGではないのか?」と思ってしまうようなクリアな映像がYouTube上で公開されています。

Cell Division Time lapse - YouTube

ヨーロッパアカガエルの4細胞期の様子。少し分かりにくいのですが、縦に4つの線が入っています。



少しすると、ギュンッと横線が入ります。



8細胞期を通って……



どんどん分割されていきます。



分割は上から下へ。





どんどん細かくなっていきます。タイムラプス映像のため分割の様子が非常に滑らかで、目を見張るものがあります。









この映像は映像作家のFrancis Cheeさんが自分でカスタムした顕微鏡を使って撮影したもの。LEDと光学レンズでカエルの卵を照らし、顕微鏡を反振動テーブルに載せるという方法が取られましたが、大気の状態や選んだ卵、オペレーターの技術、水の種類といった細かな選択肢によってうまく撮影できるかが変化するため、かなり映像作成にはかなりの労力を要したようです。

ムービーのコメント欄には「フェイクではないのか?」という意見が見られましたが、Cheeさんは「ムービーが本物だと信じている人も信じていない人も見てくれてありがとう!」といった応答を行っていました。しかし、ムービーが信じられない、という人があまりにも多かったため、3月27日付けでカエルが成長していく様子のムービーも公開。そして以下のムービーのコメント欄でCheeさんは「私たちはテレビでCGIを見過ぎているために、驚くべき映像を見たら『CGIに違いない』と考えてしまう」ともコメントしています。

Tadpole Development Time Lapse - YouTube

なお、Cheeさんはこの他にも野生動物を対象とした映像の数々を公開しており、以下のYouTubeチャンネルで見ることが可能です。

francischeefilms - YouTube