▽ロシア・ワールドカップ(W杯)南米予選の第14節エクアドル代表vsコロンビア代表が日本時間29日に行われ、0-2でコロンビアが勝利した。

▽5日前に行われた前節パラグアイ代表戦を1-2と敗れた5位エクアドル(勝ち点20)と、前節ボリビア代表戦を1-0と勝利した4位コロンビア(勝ち点21)の一戦。

▽4位までに与えられるW杯自動出場圏内のぎりぎりに位置する両国の対戦。立ち上がりはコロンビアが圧力をかけていくも、徐々に盛り返したエクアドルは17分、ゴール正面の位置で得たFKをE・バレンシアが直接狙ってゴールに迫る。

▽直後の18分、カルドナのシュートがネットを揺らすもオフサイドに阻まれたコロンビアは19分、W・アジョビの直接FKでゴールを脅かされたが、GKオスピナが好守で阻止。

▽すると20分、M・ボルハの左サイドからの右足アウトでの絶妙なクロスにハメス・ロドリゲスが身体ごと押し込んでコロンビアが先制する。さらに34分、左サイドからのハメス・ロドリゲスのクロスにクアドラードが詰めてリードを広げた。

▽迎えた後半、前がかるエクアドルをいなすコロンビアが主導権を握り続けると、57分にはボックス左へ抜け出したM・ボルハがGKに倒されるも、主審はノーファウルの判定を下す。それでも61分にはルイス・カイセドが危険なスライディングタックルを見舞って2枚目のイエローカードを受けて退場となり、数的優位となった。

▽そのまま3-0で危なげなく試合を終わらせたコロンビアがアルゼンチンをかわして暫定2位に浮上している。