英グラスゴーのホテルで会談したテリーザ・メイ首相(右)とスコットランドのニコラ・スタージョン自治政府首相(2017年3月27日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】英大衆紙デーリー・メール(Daily Mail)が、テリーザ・メイ(Theresa May)首相とスコットランド(Scotland)のニコラ・スタージョン(Nicola Sturgeon)自治政府首相が会談した際にあらわにした脚を比較する記事を掲載し、批判を浴びている。

 29日に欧州連合(EU)からの離脱通告を行う予定のメイ氏と、スコットランド独立の是非を問う住民投票を推し進めるスタージョン氏は27日、グラスゴー(Glasgow)のホテルで会談し、英国のEU離脱(ブレグジット、Brexit)をめぐり対立する意見を交わした。

 だがデーリー・メール紙は、両者の衝突を美脚争いに見立て、服装やボディーランゲージに注目。1面には「ブレグジットどころじゃない、レッグ(脚)ジットを制したのは誰だ!」との見出しが躍り、会談の写真が添えられた。

 同紙コラムニストは記事本文で「ここで特筆すべきは脚──そしてその高い露出度だ」と指摘。メイ首相について「その長さで知られる両脚をつつましくそろえた」とした一方、スタージョン氏のポーズは「あからさまな誘惑の試みで、『さあ、私の革命的な魅力に身をゆだねなさい。本当はそうしたいんでしょう』と言っているかのようだ」などと書き立てた。

 1日の販売部数が150万部と国内第2位の人気を誇る同紙だが、この記事に対してはたちまち批判が集中。ニッキー・モーガン(Nicky Morgan)前女性・機会均等相は、英国のトップ女性政治家2人を脚で比較するとは「目も当てられない性差別」と指摘した。

 ただ張本人のメイ首相は、国民が自分の装いを「ちょっとしたお楽しみ」の種にしたいと思ったとしても気にならないと、問題視しない姿勢を示している。
【翻訳編集】AFPBB News