地元大会でフォーミュラEデビューを飾るエステバン・グティエレス/(C)テレビ朝日

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3年目を迎えた、国際自動車連盟(FIA)が管轄する、世界初の全電気駆動のフォーミュラカーレース「FIAフォーミュラE選手権」。アルゼンチン・ブエノスアイレスで第3戦が終了し、第4戦はメキシコシティへと舞台を移す。

【写真を見る】F1経験者のグティエレス。片山右京は「新しい要素として注目です」と話す/(C)テレビ朝日

ここまで、開幕から3連勝と圧倒的な強さを見せる、昨シーズンの総合チャンピオン、ルノーe.ダムスのセバスチャン・ブエミ。

ブエミの強力なライバルでもあるルーカス・ディ・グラッシ(ABTシェフラーアウディスポーツ)は、ややポイント差はあるものの総合2位でブエミをマーク。ブエノスアイレス大会でも3位に入り表彰台を死守し、今後の総合優勝争いに期待を抱かせる結果となった。

また、昨シーズンまでF1で活躍していたメキシコ人ドライバー、エステバン・グティエレスが第4戦から参戦。地元大会でフォーミュラEデビューを飾る。

元F1レーサーの片山右京氏は、第4戦の見どころについて「メキシコシティではブエミ、ディ・グラッシら上位陣の争いがより重要度を増してくると思います。メキシコはモータースポーツが熱い国としても注目されています。その中でF1からグティエレスが参戦するというのもチャンピオン争いの本命ではないにしろ、新しい要素として注目ですね」とコメント。

さらに、「メキシコシティのエルマノス・ロドリゲス・サーキットはターン数が17とトリッキーなコース。例えば、シケイン(速度を減速するために設置されるコーナー)が多いのが特徴です。その一方でストレートの長い部分もあり、同様の加速感がこれまた大変になり、かつまたバトルも生む。フォーミュラEの醍醐味が味わえるのではないでしょうか」とコースの複雑さを解説する。

最後に「開幕3連勝のブエミを誰が止めるのか? これが一つのテーマにもなりますが、今の強さを止めるのは並大抵のことではないと思いますね」とブエミの圧倒的な強さに言及した。