大量得点がモノを言い、得失点差でサウジを上回った日本。ついにグループ首位に立った。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

写真拡大

 日本代表がロシアW杯アジア最終予選グループBの首位に立った。
 
 3月28日、日本対タイ戦のキックオフから遅れること7時間、サウジアラビア第2の都市・ジッダで、もうひとつの注目カードが行なわれた。6節を終えてグループBの首位に立つサウジアラビアと、イラクの一戦だ。
 
 地元の大観衆を背に戦うサウジアラビアだったが、日本快勝の一報が焦りを生んだのか、チーム全体の動きが硬い。もはや1敗も許されないイラクに立ち上がりから猛攻を仕掛けられ、なんとかカウンターで活路を見出そうと試みるも、空回りが続く。それでも32分にビッグチャンスを掴む。MFヤヒアの放ったショットはゴールラインを超えたかと思われたが……、イラクDFが間一髪でクリア。均衡は破れなかった。
 
 後半になると、中盤での構成力を高めたサウジが本領を発揮。持ち前のパスワークでアウェーチームを振り回し、53分、ついに先制点を奪う。前半に悔しい想いをしたヤヒアが、中央のスペースを巧みに突き、ゴール前20メートルの位置から左足でループショットを決めたのだ。その後はゆったりとしたペースに試合を落ち着かせ、スタミナ切れになったイラクの反撃を許さず。3ポイントを積み上げた。
 
 サウジアラビアと日本はともに5勝1分け1敗の勝点16で並んだが、前者の得失点差が8なのに対し、後者は9。日本が最終予選に入って初めて、グループ首位に躍り出た。UAEに勝利したオーストラリアが、勝点13で3位に付けている。

【日本代表PHOTO】タイ戦の美女サポーターたち