フル出場を果たした日本代表DF長友佑都(インテル)

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[3.28 W杯アジア最終予選 日本4-0タイ 埼玉]

 内容よりも結果――。日本代表DF長友佑都(インテル)は攻守両面の内容に課題を感じつつも、4-0という結果は大事だと振り返った。

 相手は今予選未勝利で最下位のタイ代表。23日のUAE戦で2-0の勝利を収め、アウェーから勝ち点3を持ち帰ることに成功して勢いに乗ってホーム戦を迎えた。さらに前半8分にMF香川真司(ドルトムント)の得点で先制し、同19分にFW岡崎慎司(レスター・シティ)の追加点でリードを広げ、試合を優位に進めた。しかし一方で、自らのミスからタイにチャンスを創出される場面も散見した。

「いつもなら、なかなか起こりえないようなミスもたくさんしていた。相手が守備を頑張っていましたが、簡単なミスが多過ぎて自分たちで苦しめた」

 危機にさらされる場面もあったからこそ、長友自身は攻撃参加を自重する。「今日は上がってはダメだなと思っていた。今までだったら上がっていたと思うけど、それでカウンターを浴びたらまずいなと思ったので、基本的にはステイした」とリスクマネジメントを徹底。試合終了間際に自身のファウルでPKを献上したものの、GK川島永嗣(メス)がPKをストップしたこともあり、4-0の完封勝利で勝ち点3を獲得した。

 内容には納得していないが、「最終予選は内容よりも結果だと思っている」とキッパリ。「今日もチャンスを作られたけど、4-0で勝っている。そこは一番大事な部分で、勝ち点3を取れたし、得失点差も今後に響いてくると思う」。今シリーズ2連勝という結果を残し、勝ち点6を上積みしてW杯出場に近付いた。特にUAE戦には手応えを感じたようで、「アウェーでのUAE戦もしっかり守ってチームとして素晴らしい戦いをできたということで、チームは成長しているのは間違いないと思う」と語っている。

(取材・文 折戸岳彦)


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