28日、中国浙江省温州市の警察当局がこのほど、大手メーカーの商品を模したばんそうこうの特大偽造案件を摘発した。資料写真。

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2017年3月28日、銭江晩報によると、中国浙江省温州市の警察当局がこのほど、大手メーカーの商品を模したばんそうこうの特大偽造案件を摘発した。事件が明るみに出たきっかけは、このばんそうこうを使った男性が寄せた「ばんそうこうで傷口が細菌感染した」との通報だった。

同市在住の林さんは2年前、小さなスーパーマーケットで買ったばんそうこうを傷口に貼った。通常なら数日で治るようなけがだったが、当時はうみが出るまでに悪化。その後診察を受けた病院で医師から告げられたのが「細菌感染している。偽造されたばんそうこうを使ってしまったのではないか」との言葉だった。

林さんの通報で捜査を開始した当局はこれまでに容疑者21人を逮捕し、生産拠点からは百万枚以上を押収。偽造ばんそうこうは全国13省区市に2000万〜3000万枚が流れたとみられている。容疑者の供述によると、主な販売場所となっていたのは郊外の小規模スーパーなどで、1枚当たりの小売価格は0.5〜1元(約8〜16円)。偽造にかかるコストは0.2元(約3円)という。ある専門家は偽造ばんそうこうについて「人体への影響は非常に大きい」とコメントし、「適切な消毒措置がなされていない場合、傷口が細菌感染する恐れがある。悪化するとうみが出たり、細菌が体内に侵入する可能性もある」と指摘している。(翻訳・編集/野谷)