日本代表を指揮するハリルホジッチ監督/(C)新井賢一

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サッカーのロシア・ワールドカップ(W杯)出場をかけたアジア最終予選の第7戦が、3月28日(火)に行われた。

【写真を見る】1ゴール2アシストの大活躍だった久保裕也/(C)新井賢一

6大会連続6回目の本大会出場を目指す日本代表は、タイ代表と埼玉スタジアムで対戦。香川真司と岡崎慎司、久保裕也、吉田麻也のゴールで、4-0と快勝を収めた。

日本代表を率いるヴァイッド・ ハリルホジッチ監督は試合後、「素晴らしい勝利だった。しかし、不満を抱く点もあった」とコメント。タイ代表に数多くの決定機をつくられるなど、結果的に4点差をつけたが試合内容については納得していない様子だった。

「我々は素晴らしいスタートで2-0と点差をつけることができたが、その後プレーが止まってしまい、プレッシャーがかかってしまった」と、19分に2ゴール目を挙げた後のプレーぶりに言及。「その時間帯を相手はうまくついて、たくさんのチャンスをつくった」と続けた。

後半に2ゴールを追加したが、終盤にPKを与える場面もあった。GK川島永嗣がシュートを弾き出して失点を免れただけに、「永嗣が素晴らしい功績を残してくれた」と守護神を称えた。

現在、グループBで10試合中7試合を消化し、5勝1分け1敗の勝ち点16。「我々はいい位置につけている」と、グループ上位2カ国に与えられる本大会への出場権獲得への前進は認めたが、「最も難しいところはこれから」と気を引き締めるのも忘れなかった。

日本代表は6月13日(火)に行われる第8戦で、イラク代表と対戦する。【ウォーカープラス編集部/コタニ】