セットプレーからチーム4点目となるゴールをマーク。左腕に巻いたキャプテンマークの責任を、3月シリーズの2試合で吉田はしっかりと果たしてみせた。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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[ワールドカップアジア最終予選] 日本 4-0 タイ/3月28日/埼玉
 
 長谷部誠の代わりにキャプテンマークを巻いた吉田麻也の声は、23日のUAE戦に引き続いて“やはり”枯れていた。最終ラインで声を張り上げ、チームを引き締めたのだから無理もない。
 
 結果として、日本は自身が83分に決めた得点を含めて4ゴールを奪い、完封勝利をあげた。それでも、吉田は不満の残る1戦と捉えたようだ。
 
「はっきり言って、内容は課題が多く残るものだった。自分たちで苦しい立場に追い込んでしまうミスがあまりにも多くて、リズムを相手に渡してしまった感は否めない」
 
 もちろん、結果に内容が伴うのがベスト。ただし、最終予選という舞台を考えれば、まずは勝利したことを讃えるべきなのだろう。
 
「予選を通して考えれば、良い時も悪い時もある。とにかく勝点を積み上げることが1番大事なことで、そこに関しては良かった。4ゴールして勝てたことは非常に大きい。
 
 いろんな選手がゴールすることで他の選手の刺激になるし、チームは活性化する。それ自体はウェルカムだし、僕自身は失点を減らすことや無失点試合を続けることを課題としたい」
 
 今日の勝利で、暫定ながら首位に立った。この位置を盤石なものにするために必要なこととは。吉田は最後に言葉を紡いだ。
 
「各々が自分のチームでしっかり試合に出られるように努力すること。次の試合(6月13日のイラク戦は)欧州組はシーズンが終わり、Jリーグはシーズンの途中。アウェーでしっかり勝点3を積み上げて、ワールドカップにまた一歩近づけるように、コンディションを整えてやっていくしかない」
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