ヨーグルトだけじゃもったいない!「正しい腸活」に導くオススメ食材

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腸は今や、脳よりも賢いといわれるほど、私たちの体を支えている大切な臓器であることが明らかになってきています。

そして、その腸と健康のカギを握るのが腸内細菌。腸内には、私たちの全身を作る細胞の数よりも多くの腸内細菌が住んでいます。

最近、「腸活」がブームになっていますが、「腸活」とはこの腸内細菌のうちの善玉菌を増やして腸内環境を整える健康法。

腸内環境をよくするということは、代謝アップ、痛風予防、関節炎予防、免疫力アップ、アルツハイマーの予防、うつ病予防など、様々な心と体の健康やその延長線上にある美容に結びつくのです。

キーワードは「プレバイオティクス」

腸活の代表的な食品といえば、やっぱりヨーグルト。

多くの方は、ヨーグルトを食べるだけで満足して、続けているのにあまり効果がでない……と相談されることがあります。

腸活とは何かというと、腸内の善玉菌を増やすこと。

単純にこれだけ聞くと、「ヨーグルトなどの発酵食品を食べて菌を取り入れれば良いのか!」と早とちりしがちなのですが……

ちょっと待った! よく考えてみてください。

例えば、うさぎを飼い始めるときに、ケージの中にうさぎだけを連れて来ることはしないですよね? 元気に育てるためには、エサやわらなどの寝床…なども一緒に用意するはずです。

これは腸活でも同じ。善玉菌という自分ではない生物を増やすということは、“腸”というケージの中にペットを飼うことなんです。

つまり、善玉菌たちが元気に暮らすためには、エサであるプレバイオティクスも一緒に用意してあげることが腸活の成功の秘訣なのです。

美腸作り「腸活」を加速させる、オススメ食材

(1)発酵食品(プロバイオティクス)

ダイレクトに善玉菌を増やしてくれる食材。
ヨーグルトや納豆、みそ、甘酒、など

(2)食物繊維(プレバイオティクス)

善玉菌のエサになり、住みやすい住環境を作ります。
野菜、きのこ、芋、海藻、ナッツ類、果物、など

(3)オリゴ糖(プレバイオティクス)

善玉菌の約7割を占めるビフィズス菌の大好物。玉ねぎ、ごぼう、アスパラガス、にんにく、大豆(豆腐、納豆などの大豆製品を含む)など。

例えば、ヨーグルトを食べるときにりんごとはちみつをプラスしたり、味噌汁にたっぷりのお野菜とお豆腐を入れるというように、手軽にできる組合せもたくさんあります。

この3つの組み合わせを毎日の食事で意識してみてくださいね!

【参考】

※ 腸内細菌と健康 - 厚生労働省 e-ヘルスネット

※ オリゴ糖で抵抗力のある身体作りを - 日本食品機能研究会(JAFRA)

※ 腸内環境を整え、免疫力を高める - 日本食品機能研究会(JAFRA)

【画像】

※ Creative Photo Corner / shutterstock

【筆者略歴】

藤橋ひとみ

管理栄養士。インナービューティープランナー。豆腐マイスター座学認定講師。お茶の水女子大学を卒業後、大学院に進学。東大先端研にて代謝医学の基礎研究を行う。大手食品メーカーにて商品開発業務を経験後、半年間のベンチャー修行を経て、フリーの道へ。20歳で突然発症したアトピーを、食事で体の内側から根本的に改善した経験から、食事の大切さを体感し、毎日の食事でキレイと自信を作るしあわせごはんのメソッドを、セミナー、料理教室、パーソナルサポート、メディア出演などを通じて提案している。