【警告】なし 【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】久保裕也(日本)

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[ワールドカップアジア最終予選7節]日本 4-0 タイ/3月28日/埼スタ

【日本代表・総評】

 試合の入りは悪かったが、香川が最初のチャンスをモノにしてリードを奪うと、主導権を握る展開に。イージーなミスで何度か危ない場面を招いたのは反省材料だが、“勝って当然”という見方もできる試合で完封勝利は評価できる。

【日本代表PHOTO】タイ相手に4得点で快勝!久保2戦連発、川島がPKストップ!

【個人採点・寸評】
GK
1 川島永嗣 7
35分のミドルは難なくキャッチ。前半終了間際のピンチも間一髪セーブ。後半開始直後の際どいシュート、そして終盤のPKを確実にストップ。鬼神のごとくゴールを守った。

DF
5 長友佑都 6
躍動感溢れるプレーで左サイドを上下動。鋭い出足でのボールカットも。最後までエネルギッシュに走り回った。最後のPK献上も身体を張ったディフェンスが裏目に出た結果だ。

6 森重真人 6
質の高いフィードで攻撃を後押し。ビルドアップもスムーズだったが、時折判断が遅く流れを悪くする場面があったのはいただけなかった。

19 酒井宏樹 6
懸命に戻りながらスライディングでカットするプレーは見事。高い位置に上がった時に、前線の選手との有機的な絡みは少なかった。
 
22 吉田麻也 6.5
持ち前の高さでタイの攻撃を何度も撥ね返す。最終ラインでのボール回しも落ち着いていた。清武のアシストからダメ押しのゴールをヘッドで叩き込み1得点をマーク。
MF
10 香川真司 6.5(74分OUT)
軽やかなステップでDFをかわし、正確なシュートで勢いをもたらす先制点をゲット。一つひとつのプレーにキレがあり、精力的なプレスバックでも貢献した。
 
16 山口 蛍 5.5
縦パスが通らず、球際の勝負でもボールを取り切れず、ピンチを招くミスパスも。後半はやや持ち直したが、消化不良の内容だった。
 
21 酒井高徳 6.5
長谷部、今野の負傷離脱により、ボランチで出場。常にアグレッシブに振る舞い、中盤の攻防で存在感を発揮。素早いサポートでボールの流れを良くした。

FW
8 原口元気 5.5(66分OUT)
スペースを埋められていたのか、自慢の突破力を発揮するシーンはいつもより少なかった。フィニッシュワークでも見せ場を作れず。
 
9 岡崎慎司 6.5
昨年10月のイラク戦以来の先発。久保のクロスをニアで合わせて、貴重な追加点をヘッドでねじ込み、節目の代表通算50ゴールを達成。必死に身体を張ったポストプレーも。
 
MAN OF THE MATCH
14 久保裕也 7.5(84分OUT)
サウジ戦、UAE戦に続き、3試合連続スタメン。狙いすましたクロスで香川、岡崎のゴールをお膳立て。さらに後半には左足でミドルを叩きこむ。3得点に絡むハイパフォーマンスで、文句なしのMOMだ。
交代出場
FW
4 本田圭佑 5.5(66分IN)
原口との交代で、そのまま左サイドに入る。68分には左足の渾身のシュートも決め切れず。香川、岡崎と息の合ったコンビネーションプレーも。宇佐美投入後は右サイドに回る。
 
MF
13 清武弘嗣 6(74分IN)
積極的に3人目の動き出しで攻撃に厚みをもたらす。久保とのワンツーなど、連動した崩しも披露。CKから吉田のダメ押しゴールをアシストした。
 
FW
11 宇佐美貴史 -(84分IN)
指揮官の宣言どおり、ジョーカーとしてピッチに立ったが、限られたプレータイムの中で、アピール仕切れたとは言えず。最後のボレーも決められなかった。
 
監督
ヴァイッド・ハリルホジッチ 6.5
酒井高のボランチ起用で、中盤は2ボランチ+トップ下の往来の4-3-3に戻す。危なげなく試合を進めながら、本田、清武、宇佐美を途中出場させて攻撃の手を緩めなかった。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。