タイ戦で代表通算50ゴール目を決めた岡崎。大迫とのCFレギュラー争いはより熾烈になりそうだ。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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[ワールドカップアジア最終予選7節]日本 4-0 タイ/3月28日/埼玉スタジアム
 
 岡崎慎司はタイ戦で、日本代表では昨年10月のイラク戦以来、5試合ぶりの先発出場。CFでレギュラーの座を争う大迫勇也が23日のUAE戦で負傷し、その代役として白羽の矢が立ったのだ。
 
 開始7分、いきなり先制点に絡む。右サイドの久保裕也のクロスにニアサイドで飛び込むと、ボールをスルー。後方にいた香川真司がこれを受けると、冷静に相手をかわして見事にゴールネットを揺らした。
 
 岡崎は以降もトップ下(香川)と両ウイング(久保、原口元気)と良い距離感を保ちながら攻撃を活性化。すると19分、今度は自らスタジアムに歓喜をもたらす。
 
 右サイドの久保が上げたクロスに再びニアサイドで頭から飛び込み、ヘディングシュートを叩き込んだのだ。昨年6月のブルガリア戦以来となるゴールは、代表通算50得点目のメモリアル弾だった。
 
 後半はチャンスが少なかったが、結局はフル出場した。ポストワークという意味では、基準点型の大迫ほどではないがまずまず安定。そのうえでゴールシーンに象徴されるようなよりスペースを突く動き、そして献身的なプレスバックという自らの武器を駆使して、日本代表の最前線に君臨した。
 
 試合後、殊勲の岡崎は「チームが良い流れだったので、そこに入って良いプレーをして、ゴールを狙っていた」と振り返った。
 
「(代表では)全然点が入ってなかったので、自分としてもチームとしても良いゴールだったと思います。率直に嬉しいです。ここまで色々な人に助けられてきたので、これからも日本代表のためにゴールを取り続けたいと思います。(刺激をもらうと語っていた久保も)良いプレーをしていたし、自分にもアシストをしてくれました。これからも刺激し合ってやっていきたいと思います」
 
 岡崎が久々の先発でしっかり結果を残したことで、大迫とのCFレギュラー争いは、これからさらに熾烈さを増すはず。ロシア・ワールドカップまで要注目だ。
 
取材・文:白鳥大知(サッカーダイジェストWEB)
 
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