中国紙・生命時報は28日、「海外の障がい者は健常者と同じように生活している」と題する記事の中で、日本の信号機について紹介した。資料写真。

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中国紙・生命時報は28日、「海外の障がい者は健常者と同じように生活している」と題する記事の中で、日本の信号機について紹介した。

記事は、「近年、障がい者がより良い環境で生活や仕事を行えるよう、中国でも関連の政策が進められているが、目の不自由な人のための点字ブロックは自動車や自転車などによって占拠されたり、障がい者のための施設が整備されていなかったりで不十分である」とし、海外の状況を紹介した。

記事はドイツについて、「専門の職業訓練学校があることで手に職を持つ人が多く、障がい者は社会全体の労働力の5%を支えている」と解説、カナダについては「障がい者も運転免許を取得したり、ハイレベルの公職に就くことができるなど平等な社会が実現し、障がい者の自立を助ける基金などの制度も充実している」とした。米国については「法律によって障がい者用の駐車場の設置が義務づけられており、健常者が使用した場合には罰金が科される」と紹介した。

これらと共に、日本の「音響装置付信号機」が挙げられている。記事は「目の不自由な人のために、信号が青の時に音が流れる信号機が広く設置されている。白いボックスには点字で機能についての説明があり、利用者が赤いボタンを押すと信号が青であることを知らせる音が鳴り、信号の時間も延長される」などと説明している。

中国では施設が整備されていなかったり、周囲の人の気遣いがなかったりといった理由から「障がい者が一人で出歩くことができない」と言われてきた。記事は、「障がい者の生活の便利さは、その社会の文明の発展の縮図である」として、改善を訴えている。(翻訳・編集/北田)