日本のスーパーオイル「米油」!栄養士が太鼓判を押すワケとは

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ひと昔前に比べ、実に多種多様な“油”を取り揃えるスーパーが増えてきたと感じませんか? 亜麻仁油やえごま油はもちろん、アルガンオイルにインカインチオイル、パンプキンシードオイルと、「本当に何からでも油ってとれるんだな〜」と感心するほどです。

ただ、これだけの油を使いこなすのはなかなか大変そう……。

そこで今回は、管理栄養士の私がまずオススメしたい油、“米油(こめあぶら)”の栄養について詳しくご紹介していきます。

米油の魅力!あっさりして胃もたれしにくい

「え?お米から油がとれるの?」と思われるかもしれませんが、米油は別名“米ぬか油”や“玄米油”とも呼ばれ、お米のぬかからとれる油です。最近は多くのスーパーでも見られるようになりました。

もちろん筆者も愛用しているのですが、さらっとしていて香りもクセがなく、料理を選ばないのが特徴。油っぽさが少なく控えめで胃がもたれることがないです。亜麻仁油などと違って熱にも強いので、加熱料理にも使えます。

サラダ油から米油に変えてみよう

もし現在ご家庭で使われている油がサラダ油なら、ぜひ一度米油をお試しいただくことをオススメします。サラダ油は主に大豆やなたね、とうもろこしを原料にした油の混合をいいますが、これらサラダ油の中には遺伝子組換えが使われている商品があるなど、敬遠する人もいるほどです。

一方、米油の原料はお米。さらに、ほとんどが国産で遺伝子組換えの心配がない安心して使える油です。

また、サラダ油はオメガ6系という油が多くなりがちで、体内でオメガ6が過多になると炎症を引き起こし、アレルギーなどの原因にもなると言われています。

一方、米油はオメガ9系というオリーブオイルにも多い種類の油を多く含んでいるので、この油のバランスが良いと言えます。

米油には嬉しい成分がいっぱい!

米油の良さはそれだけではありません。米油の中には特有の抗酸化成分が含まれています。それがγ(ガンマ)-オリザノールとトコトリエノールです。

これらは毎日体内で発生して、病気や老化の原因となる活性酸素を除去してくれるという素晴らしい作用を持った成分です。γ-オリザノールに関してはシミやソバカスの原因となるメラニンの生成を抑えるという研究結果も出ているので、美肌にも役立ってくれます。

ということで今回は米油についてご紹介いたしました。油は“ただ避ける”という行動から、“選んで摂る”という市消費行動に変化しています。

ぜひ、摂るべき油の知識をつけ、お試しください。きっと手放せなくなるはずですよ。

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※ Dejan Dundjerski / shutterstock

【筆者略歴】

圓尾和紀

“日本人の身体に合った食事を提案する”フリーランスの管理栄養士。TVや雑誌の出演、講演、執筆、カウンセリングなどで活動中。「カラダヨロコブログ」は月間アクセス20万以上。