アメリカとイギリス政府は21日、中東諸国からの航空便に関して、iPadを含む電子デバイスの持ち込みを禁止することを発表しました。爆弾をiPadに似せて機内に持ち込むテロを想定してのものだと考えられています。

iPadのほかにラップトップやゲーム機も

対象となる国は、ヨルダン、エジプト、トルコ、サウジアラビア、モロッコ、カタール、クウェート、アラブ首長国連邦の8カ国です(イギリスについては、カタールとアラブ首長国連邦が除外)。
 
持ち込みが禁止となっているのは、スマートフォンより大きな電子デバイスで、iPadなどのタブレットのほかにラップトップやゲーム機、ポータブルDVDプレイヤーなどが該当します。

実際に偽のiPadで航空機を爆破する計画があった?

突然禁止になった理由について、英メディアThe Guardianは「1つの理由からではなく、複合的要因によるもの」と関係者筋の話を伝えていますが、直接的な原因は、iPadに似せた爆弾を機内へ持ち込もうとした計画があったことによるものではないか、とみられています。この計画については詳細が明らかにされておらず、いつどこで起きたものなのかは不明のままです。
 
もっとも、2016年2月にはソマリアの航空機でラップトップの中に仕込まれた爆弾が爆発し、機体に空いた穴から1人が投げ出されて死亡した事件が起きており、これまでにも「電子デバイスに見せかけた爆弾」についての対策は急務と考えられていました。
 
なお、アメリカの国土安全保障省は一部の電子デバイスを禁じた理由について、部分的には「テロリストが航空機を攻撃する『画期的な方法』を模索していることによるものだ」と述べています。
 
 
Source:The Guardian
(kihachi)