開始8分、日本は香川のゴールで先制。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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[W杯アジア最終予選]日本 4-0 タイ/3月28日/埼玉

 ロシア・ワールドカップを懸けたアジア最終予選の日本対タイが3月28日、埼玉スタジアム2〇〇2で行なわれ、日本が4-0で完勝を飾った。

 3連勝を目指す日本は、23日のUAE戦からスタメン2名を入れ替えて臨んだ。負傷した大迫勇也に代わり岡崎慎司が1トップに入り、同じく負傷離脱の今野泰幸に代わり、酒井高徳がボランチで起用された。

 日本のスタメンは、GK川島永嗣、DFは右SBに酒井宏樹、CBは吉田麻也と森重真人、左SBは長友佑都。中盤はボランチに山口蛍と酒井高。トップ下に香川真司が入る。3トップは久保裕也、岡崎、原口元気の顔触れ。

 試合は立ち上がり、タイが前線からの守備で積極果敢な姿勢を見せる。しかし、その勢いを食い止めた日本は、カウンターから右サイドを崩すと、久保のクロスを受けた香川がゴール前で粘り、右足のシュートを突き刺した。日本が開始8分に早くも先制に成功する。

 10分、日本はこぼれ球を拾った原口がタイディフェンスの背後に抜け出すが、これはオフサイドの判定。先制して、日本に勢いが生まれる。

 さらに18分、日本はペナルティエリア付近の連係から山口蛍がゴールを狙うが相手GKの好守に遭いゴールならず。

 しかし直後の20分、右サイドの久保のクロスから岡崎がダイビングヘッドでゴールネットを揺らし追加点。日本が2点をリードする。岡崎は代表通算50ゴール目となった。

 28分、日本は敵陣でのボールロストからカウンターを受けるが、吉田を中心に最終ラインが落ち着いた対応を見せ、きっちりとシュートをブロック。タイに付け入る隙を見せない。

 逆に直後の29分、日本は再び右サイドを崩し、最後は香川がフィニッシュ。しかし、これはシュートがヒットせず、ゴールはならなかった。

 35分、タイのエース、ティーラシンがターンから強烈なミドルを放つが、GK川島が堅実なキャッチングでゴールを許さない。

 40分、日本陣内での森重のパスミスからカウンターを食らいかかるが、吉田のクリアで事なきを得る。前半終盤に入り、日本にミスが出始める。

 前半終了間際には、タイの波状攻撃を食らい、至近距離からティーラシンに決定的なシュートを撃ち込まれるが、GK川島がビッグセーブでゴールを死守。日本が粘りの守備を見せる。

 終盤はタイに押し込まれた日本。前半を2-0とリードして折り返した。

 後半、日本はメンバー交代なくスタート。立ち上がり早々、日本は吉田がシローのドリブル突破をファウルで阻止。FKを与えるが、ティーラシンのシュートはクロスバーを越えた。

 50分過ぎ、タイはチャナティップの突破からチャンスを広げ、CKを得る。このCKのこぼれ球に反応したDFアディソンに至近距離からシュートを打たれるが、再び日本守備陣が身を挺してブロック。集中した守備でゴールを許さない。

 しかし、苦しい展開のなか、次のゴールを奪ったのも日本だった。 右サイドのスローインからボールを受けた久保がペナルティエリア付近で左足を一閃。ゴール右隅にコントロールされたシュートがネットを揺らし、3点目をゲット。日本がリードを3点に広げた。久保は2試合連続のゴールとなった。

 日本は66分、原口に代えて本田圭佑を投入。本田は原口がプレーしていた3トップの左サイドに入った。

 68分には本田が左サイドから持ち上がりシュートを放つが、相手GKの好守に阻まれた。

 74分、日本はトップ下の香川に代えて清武弘嗣を投入する。清武はそのままトップ下でプレー。

 78分、タイが反撃。スルーパスで日本ディフェンスの背後に抜け出したシローが左足のシュート。しかし、これは川島が好セーブを見せ、得点を許さない。その直後、日本は本田のクロスから久保がボレーで狙うも、相手GKのセーブに阻まれた。

 83分、日本はCKを得ると、清武の精度の高いキックから吉田がヘディングで叩き込み、4点目のゴールを決めた。その直後、日本は1得点・1アシストの久保に代えて、宇佐美貴史を投入した。

 しかし86分、日本はペナルティエリア内で長友がファウルを犯し、PKを献上してしまう。それでもこのピンチをGK川島がビッグセーブで切り抜ける。ティーラシンの左隅を狙ったシュートを見事に読み切った。

 試合は終盤に突入し、日本は最後までタイを押し込み、追加点を狙う。5点目は入らなかったものの、2試合連続の無失点で3連勝を飾った。

 日本は勝点を16に伸ばし、試合終了時点で暫定首位。日本時間29日2時30分キックオフのサウジアラビア対イラク戦次第でグループBのトップに躍り出る可能性が出てきた。

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