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ヤフーなどのインターネット関連業者や研究者がつくる「子どもたちのインターネット利用について考える研究会」は3月28日、「低年齢の子どもとインターネット」をテーマとした活動報告書を発表。未就学児のスマートフォン利用に不安を感じる保護者向けに、セルフチェックリストも提供している。

2016年7月から「低年齢の子どもとインターネット」について研究活動を重ねてきた同会。ネット利用の家庭での取り組みは「最初が肝心」。一方で同会には、リスクに過剰に反応してしまった保護者より「利用解禁のタイミングが見つけられない」などの悩みが寄せられていたことから、「保護者向けの情報提供に取り組みたい」という思いで、調査研究に取り組んだという。

報告書では、未就学児の情報機器・インターネット利用のあり方として、「ベッドや布団に入る1時間前までには利用を終える」「外出中などは1回あたり15分以内、1日あたりの利用は1時間程度を上限とし、自宅での遊び時間の半分を超えないようにする」ことが望ましいとした。

さらに、「動画やゲームなど、受け身で終わる利用は減らし、年齢相応の内容かどうかを保護者が確かめる」「子どもが利用している様子に目を配り、その反応や問いかけには適宜応答する」「リビングなど保護者の目の届く場所で行う」などといった点について、注意が必要だという。

また同会では「子どもたちの情報機器・インターネットデビューは低年齢化が進んでいるにも関わらず、未就学期の情報機器・インターネット利用はその実態や背景が必ずしも明らかにされないまま、『スマホ子守り』『スマホ子育て』などと、利用の弊害についてもっぱら保護者を責めるような方向での問題提起が先行してしまった」との問題意識についても言及。

「今後は、子どもを中心に置いた新生児からの長期的研究など、より学際的かつ分野横断的な取り組みを強め、乳幼児の発達に及ぼす影響を具体的にしていくことが必要」とも提言している。

これらの情報機器・インターネット利用のあり方について確認できる「セルフチェックリスト」は、同会のホームページからダウンロードが可能となっている。