1990年代にイギリス演劇界で鮮烈のデビューを飾り、今は「007/スペクター」の共同脚本を手がけるなどハリウッド映画界からも熱い注目を浴びるジェズ・バターワース。彼の処女作にして、イギリス演劇界最高の栄誉とされるオリヴィエ賞最優秀新作コメディー賞に輝いた伝説の舞台『MOJO(モジョ)』が、最強のキャストを擁してついに日本初演される。

抜群のリズム感に満ちたスピーディな会話劇で、ダークなこと極まりない若者たちの不安定な心理をあぶり出していく。“イギリス演劇界のクエンティン・タランティーノ”とも称されるバターワースの傑作に、さらなる新鮮味を加えるのは、演出・上演台本を手がける青木 豪。

また、本作で、EXILE のメインボーカリストとして人気を博しているTAKAHIROが初舞台に挑むことが決定。TAKAHIROが挑む主人公・ベイビーは、ロンドンにあるナイトクラブのオーナーの息子役。幼いころから父親との確執を抱えており、日頃から気性が荒く、極端に冷たい部分をあわせ持つ、歪んだ性格の荒くれ者。ある事件をきっかけに仲間内で起こる抗争の中心人物を演じる。

共演には 波岡一喜、木村 了、尾上寛之といった実力派俳優のほか、若手ながらその幅広い演技力で頭角を現している味方良介、横田龍儀らがTAKAHIROの脇を固め、『MOJO』の世界観を作り上げる。

【『MOJO』とは】

1995 年にロンドンの名門ロイヤル・コート劇場で初演された戯曲『MOJO』。本作は、20世紀のイギリス演劇界を代表する重鎮劇作家たちにも、匹敵するほどの逸材として、鮮烈なデビューを果たした若き劇作家、ジェズ・バターワースの処女作である。1997年には映画化もされている。

当時劇場に詰めかけた観客の中には、ダスティン・ホフマン、トム・クルーズ、ゲイリー・オールドマンら、ハリウッドスターたちの姿もあり、イギリス新聞最大手のテレグラフ紙は「客席にいる誰もが、自分たちは何か特別な出来事に居合わせているのだと察していた」と書き立てた。翌年、1976年に創設されロンドン演劇界で最も権威があり、イギリス版のトニー賞ともいえる「ローレンス・オリヴィエ賞で、最優秀新作コメディー賞に輝いたのは、その揺るぎない証拠だ。

イギリスの舞台俳優たちにとっても『MOJO』は大きな位置を占めており、中でも2013 年のロンドン・ウエストエンド再演版は、ベン・ウィショー(「007」シリーズ、「パフューム ある人殺しの物語」)、ルパート・グリント(「ハリー・ポッター」シリーズ)、ブレンダン・コイル(「ダウントン・アビー」)など、戯曲に魅了された人気俳優たちそろい踏みのキャスティングで大いに話題を呼んだ。

TAKAHIRO コメント

『MOJO」という、イギリスでとても人気のある作品の日本初公演に、出演させていただくことになりました。まさか自分に舞台のオファーをいただけるとは思ってもみないことでしたし、劇団EXILEを始め、これまでパフォーマー陣が出演している数々の作品から、舞台独特の空気やライブ感、緊張感、迫力…といったものを体感してきているので、初舞台で経験もない、未知数な部分ばかりの自分にとっては、もちろん不安もあります。

でも、未知数だからこそたくさん吸収できると思いますし、舞台を終えたときにまた新しい自分に出会えると思うので、自分の可能性を信じて、とにかく一生懸命喰らいついていきたいと思います。

今作は、1950 年代ロンドンの場末のナイトクラブを舞台に展開される若者たちの姿が描かれた作品で、僕はベイビーという役を演じさせていただきます。骨太な演劇の中にあるダークな笑いやスリリングな展開など、この作品ならではの魅力を表現し、僕オリジナルなベイビーという人間を作り上げられるよう、全力でぶつかりたいと思います。

公演情報



『MOJO』

開催日程:06/23(金)〜07/14(金)

劇場:東京・品川プリンスホテル クラブeX

原作:ジェズ・バターワース

演出・上演台本:青木 豪

翻訳:高田曜子

出演:TAKAHIRO、波岡一喜、木村 了、尾上寛之、味方良介、横田龍儀

主催:ネルケプランニング

『MOJO』詳細はこちら

http://www.nelke.co.jp/stage/mojo/

EXILE OFFICIAL WEBSITE

http://exile.jp/