中国人の若い男性のなかには、結婚願望はあるものの「家を買うお金がない」ために結婚に踏み出せずにいるという人が少なからず存在する。これは中国にはマイホームは安心感の源であり、家は結婚生活になくてはならないものであるという伝統的かつ根深い考え方が存在しているためだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国人の若い男性のなかには、結婚願望はあるものの「家を買うお金がない」ために結婚に踏み出せずにいるという人が少なからず存在する。これは中国にはマイホームは安心感の源であり、家は結婚生活になくてはならないものであるという伝統的かつ根深い考え方が存在しているためだ。

 だが、中国メディアの快報は20日、マイホームの購入に迫られているのは中国の若者たちだけではないと伝え、「日本人もマイホーム購入のプレッシャーに直面している」と伝える記事を掲載した。

 記事は、日本の不動産情報メディアが未婚の日本人女性を対象に行ったアンケート調査について紹介。調査対象者の年齢は20代から40代で有効回答数は335人だ。

 アンケート結果によれば、「結婚したらマイホームを購入したいですか?」という問いに対して45.1%の女性がマンションの購入を希望しており、36.9%の女性が戸建て購入を希望、賃貸を選んだのは「わずか14.7%」だったという。

 このアンケート調査の結果について、記事は「結婚後にマイホームを購入したいとする日本人女性の願いは強い」と指摘。しかし、東京などの大都市におけるマンション価格は日本人の平均年収の約10倍に達していると説明し、「日本人もマイホーム購入のプレッシャーに直面している」という主張の論拠とした。

 中国人も日本人もマイホーム購入のプレッシャーに直面しているということだが、中国人が家を求めるのは安心感を渇望しているからであり、この点は家の購入を希望する日本人女性の動機とかなり異なっているように思われる。また、日本では中国と違って「マイホームがなければ結婚を許さない」という親は少ないだろう。日本でも結婚後はマイホームを購入することが一般的な流れとして存在するが、近年は古いマンションを購入して自分好みにリノベーションをする人、賃貸で暮らし続けることを選択する人なども増えており、中国より家に対する考え方は多様化していると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)