ハイカカオチョコレートがビフィズス菌の増殖を促進することが示された

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高カカオチョコレートと代表的な有用菌であるビフィズス菌との組み合わせについて研究を進めている森永製菓はこのほど、「ハイカカオチョコレート共存下におけるビフィズス菌BB536 の増殖促進作用を確認した」と発表した。

2017年3月17日から4日間、京都で開催された日本農芸化学会2017年度大会で発表された。

ビフィズス菌の数が「チョコなし」の29倍

ハイカカオチョコレート入り培養液と、ハイカカオチョコレートなしの培養液でビフィズス菌BB536を培養したところ、ハイカカオチョコレート入り培養液では8時間後に同菌の数が29倍に増加した。ハイカカオチョコレートなしの培養液ではほとんど変化しなかった。

 また、同様の培養液をもとに、ハイカカオチョコレートがビフィズス菌BB536と常在大腸菌の増殖に与える影響をしらべたところ、ハイカカオチョコレート入り培養液でビフィズス菌BB536は、常在大腸菌に比べて約2000倍の増殖促進率を示した。

 これらの結果から森永製菓では「ハイカカオチョコレートとビフィズス菌の組み合わせに有用性があることが示唆された」としている。

 ビフィズス菌は、乳酸や酢酸といった有機酸を生成し、有害菌の増殖を防ぎ、腸内環境を整えると考えられている。