連続テレビ小説「べっぴんさん」(NHK 総合 月〜土 朝8時〜、BSプレミアム 月〜土 あさ7時30分〜)第26週「エバーグリーン」第146回 3月27日(月)放送より。 
脚本:渡辺千穂 演出:安達もじり


146話はこんな話


昭和59年(1984年)3月。キアリスは創業35周年を迎えようとしていた。
紀夫(永山絢斗)は引退、すみれ(芳根京子)は月1でお直し部に出勤している。
さくら(井頭愛海)と健太郎(古川雄輝)は独立したが、春休みは、藍(渡邉このみ)がお祖父ちゃんとおばあちゃんの家で過ごすことが恒例になっていて。

朝ごはんにおぜんざい?


1984年というと「あまちゃん」で、天野春子(小泉今日子、若い時は「ひよっこ」ヒロイン有村架純!)が開通した三陸鉄道に乗って東京に行った年(4月)である。

さて、「べっぴんさん」だが、藍は、夏休みか冬休みには君枝(土村芳)の家に行くのだろうか。孫の取り合いがまだ続いているのか気になるが、藍はすみれの子供時代にそっくり、という設定なのだろう。子供時代をやった渡邉このみが演じている。君枝はちょっと悔しいかも。
すみれが藍にふるまうおぜんざいは喜代さん仕込みの味に違いない。でも、朝ごはんにおぜんざい? おばあちゃん、甘やかせちゃだめやろ。

藍は本を読むのが好きで遅くまで寝ないで本を読みふけったり、丘で一時間も寝てしまっていて、塾に遅刻してしまったり。そんな孫を「とらえどころがない」と心配する紀夫。
とらえどころのなさまで、すみれにそっくりだ。

そういう年やなあ


龍一(森永悠希)はもう40歳のおじさんになっていた。が、まだ独身で、良子(百田夏菜子)を心配させる。
レリビィは相変わらずみんなのたまり場。龍一が40歳なのだから、その親達は60代くらい。すっかり緩慢な動きに。おっとりした「べっぴんさん」の画面がいっそうおっとり。勝二(田中要次)なんて「置物かと思った」と明美(谷村美月)に言われるほど老いてしまった。

籍入れてない明美。この距離だから10年もうまくやれたと思うと言ってたら、栄輔(松下優也)に病の影が・・・。
「そんな会話のなかにさらっと混ぜんといて」。相変わらず明美のツッコミは冴えている。
栄輔もさすがに老いてきて、老眼ふうな動作をしていた。そう、老眼問題。キアリスのおばちゃんたちは、お直し部やっているわけだが、老眼問題大丈夫なのだろうか。針と糸扱いはきついだろうと余計なお世話だが心配になる。

キアリス創業35周年


いよいよ武(中島広稀)が健太郎に社長の座を譲ることになるらしい。
そこへ外国から手紙が。
戦後、神戸ですみれと交流のあったエイミー(シャーロット・ケイト・フォックス)の娘からのものだった。
さて、内容は・・・で147話に続く。

過去交流のあった人の子供からの連絡って、25週の星野真里のエピソードでやっていたのに、また? エバーグリーンというか本気でネバーエンディングストーリーになってきた。今までずっと楽しませてくれたから、最終回までの計算を間違えたと正直に謝ってくれたら笑って許す度量はこっちにはある(何様)。
(木俣冬)