27日に阪神甲子園球場で行われた選抜高校野球第8日目の第3試合、大阪桐蔭‐静岡は大阪桐蔭が11-8の打撃戦で制した。両チームの合計得点19点、合計安打24本が飛び交う壮絶な打撃戦となったが、大阪桐蔭が2年ぶりのベスト8に進出した。

 試合開始直後の1回表から大阪桐蔭が2四死球を絡めての4安打を集中させ6点を奪う猛攻を見せる。だがその裏、静岡は四球やエラーで満塁としたところで長打が飛び出すなどして6点を取り返し一挙に追いつく。続く2回にも静岡は1点を取って逆転し、投手陣も2回以降は立ち直り無得点と抑え込み、7回に1点を加えて2点差とする。大阪桐蔭は終盤の8回になって打撃が復活、再びエラーと4安打で3点を取って再逆転すると9回にも2点を取って押し切った。

 静岡は終わってみれば2回のノーアウト満塁のチャンスを活かせなかったのが響く結果となったかもしれない。優勝候補の大阪桐蔭に初回に6点の大差を付けられたもののあきらめずに粘って勝利も見えていた。大阪桐蔭の豊富な投手陣から8点を取り接戦となった試合に大観衆も万雷の拍手を贈っていた。大阪桐蔭はこの試合で勢いをつけ5年ぶりの優勝を目指す。