27日、環球網によると、北海道函館市で新幹線開業に合わせて始まった雨傘の無料貸し出しサービスが、1年もたたずに廃止されることが決まった。台湾メディアは「持ち去ったのは中国人」と報じている。資料写真。

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2017年3月27日、環球網によると、北海道函館市で新幹線開業に合わせて始まった雨傘の無料貸し出しサービスが、1年もたたずに廃止されることが決まった。

サービスが始まったのは2016年3月26日。当初駅に用意された傘は1000本。5月のゴールデンウィークで大幅に減ったため500本追加購入し、8月に再び500本追加。経費を抑えるため、1本300円の傘から100円の傘に切り替えたが、返却率は上がらないままだった。

結果的に、2300本のうち、返却されないままの傘は約9割に当たる2100本にも上った。函館市観光部は「これ以上市民の税金を投入できない」として、サービスの廃止を決めたという。

このことは台湾でも伝えられたが、主要紙・自由時報は「日本のネット上では、中国人観光客が持ち去ったとの見方が出ている」と報じた。しかし、中国メディア・環球網は、実際には雨傘の未返却は利用者の個人的な資質が原因だと見る人が多く、制度としてどのように定着させるかといった意見が多く書き込まれているとし、「主要ポータルサイトの記事では上位コメントに中国人が原因だと名指しするものは一つもない」と指摘している。(翻訳・編集/岡田)