オーストラリア・クイーンズランド州沿岸に接近するサイクロン「デビー」。米航空宇宙局(NASA)の人工衛星Aquaから撮影(2017年3月27日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】(更新)オーストラリア北東部クイーンズランド(Queensland)州に28日、巨大サイクロン「デビー(Debbie)」が上陸し、沿岸地域に激しい暴風雨をもたらしている。

 オーストラリア気象局(Bureau of Meteorology)によると、デビーの勢力は5段階の区分で2番目に大きいカテゴリー4にまで発達。クイーンズランド州の沿岸地域に上陸し、中心付近の最大風速は約75メートルと破壊的な強さとなっている。

 人気の観光地でもサイクロンの影響が出ている。グレートバリアリーフ(Great Barrier Reef )のヘイマン島(Hayman Island)で休暇を過ごしていたキャメロン・バークマン(Cameron Berkman)さんは、豪公共放送ABCに「強風で建物が揺れ、ほとんど一晩中、貨物列車の下にいるようでした」と語った。

 オーストラリア気象局は、降水量は500ミリに達すると予報している。またサイクロンの目に入っていったん暴風雨が弱まっても油断せず、冷静に行動するよう呼び掛けている。クイーンズランド州のアナスタシア・パラシェイ(Annastacia Palaszczuk)首相は、3万戸以上が停電していると述べた。

 すでにシェルターや高台などに避難した人は3万人以上に上っている。
【翻訳編集】AFPBB News