日本を旅行で訪れる中国人のなかには、わざわざ小さい子どもをあえて連れて来る人もいる。家族旅行として思い出を作るためというよりも、日本ならではの体験をさせることが目的のようだ。イメージ写真提供:123RF)

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 日本を旅行で訪れる中国人のなかには、わざわざ小さい子どもをあえて連れて来る人もいる。家族旅行として思い出を作るためというよりも、日本ならではの体験をさせることが目的のようだ。

 中国メディアの捜狐はこのほど、中国人旅行客による手記を掲載し、日本は子どもを連れて訪れるべき国であると伝え、「日本を体験させることは子どもにとって勉強になる」と伝えている。

 記事は、同中国人が日本滞在中に「一度も道に迷うことがなかった」と伝え、それは現地の日本人の親切のおかげだと指摘。日本滞在中の7日間、バスや地下鉄、新幹線などを利用して移動していたというが、道が分からなくなった時は周囲にいた日本人に道を尋ねると「誰もが親切に対応してくれた」と紹介した。

 一方、中国国内の観光地では観光客に高値を吹っかける露天商や闇ガイドが数多く存在し、旅行者として見た環境は日本に圧倒的に劣ると指摘。また、中国では一般人に道を尋ねても日本人ほど親切に対応してくれないと指摘し、こうした違いを子どもに認識させることができる点も日本旅行のメリットの1つだとの見方を示した。

 中国の宿泊施設ではチェックアウト時に客が備品を持ち去っていないか、部屋を汚していないかなどをチェックし、問題がなければチェックアウトできるシステムとなっている。また、チェックインの時には保証金を前払いすることが一般的だ。記事は、日本の宿泊施設は中国と違い、「チェックアウト前に部屋の検査は行われない」と紹介し、「日本では客が『信頼できる人』という前提で物事が進むため、とても気持ちが良い」と伝えた。

 そのほかにも記事は、秩序ある日本社会の様子や治安の良さなども指摘し、日本の社会を体験させることは子どもにとって収穫の大きい旅行になるはずとの見方を示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)