テニス、BNPパリバ・オープン、男子シングルス決勝。勝利を喜ぶロジャー・フェデラー(2017年3月19日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】男子テニス、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)による故障からの見事な復活劇は、四大大会(グランドスラム)通算18勝を誇るレジェンドが世界1位に復帰するのではないかとする見方を再燃させているが、当の本人は自身の体が最優先事項であり、ランキングは二の次だとする考えを示している。

 けがによる半年間の離脱から復帰したフェデラーは今季、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)とBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2017)で優勝。27日に行われたマイアミ・オープン(Miami Open 2017)3回戦では、ファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)を下して16強入りを決めた。

 同大会の開幕前日には、同胞のスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka)がフェデラーによる王座復帰の可能性はあると発言していたが、本人はランキング以外のことが頭の中にあるとしている。

 35歳のフェデラーは、「(ランキングは)最優先事項ではない。健康が最優先であるべきだ。もし世界1位に返り咲くとすれば、多くのビッグトーナメントを勝たなくてはならないわけで、それがどれだけ大変なことかは知っている。ここ5年間、それを成し遂げようとしてきたからね」と話した。

「私にとって優先なのは、キャリアの現時点で大会を優勝すること。本当にランキングは二の次だ」

「自分が健康である限りは、良いテニスができたり、楽しめたり、世界最高の選手たち、そしてそのほとんどを倒せたりできると感じている。トーナメントを勝つということもね。スケジュールという観点において、全体的にもう少し賢くならなくてはならないと思う」

 マイアミ・オープン後に休暇を取る予定だというフェデラーのツアー復帰は、最短で5月初めのイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2017)になる見通しだ。
【翻訳編集】AFPBB News