テニス、BNPパリバ・オープン、男子シングルス準決勝。リターンを打つロジャー・フェデラー(2017年3月18日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】(更新、写真追加)テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2017)は27日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第4シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)はファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)を6-3、6-4で下し、4回戦進出を決めた。

 アルゼンチン人の大きなコミュニティーがある米マイアミ(Miami)で常に多くのファンから応援を受けるデルポトロは、この日もセンターコートの満員のスタンドからサッカースタイルのチャントを浴びた。

 2013年以来となった今回の顔合わせでは、過去20回の対戦で15勝を挙げているフェデラーが優勢とみられていたが、観客という要素がデルポトロに優位性を与えた。

 フェデラーは試合後、「コートに出るとすぐに雰囲気を感じられるものだが、きょうは足を踏み入れた瞬間に、普段と異なるものを覚悟しなくてはいけないと自分に言い聞かせた。実際に違うものだった」と語った。

 フェデラーは第1セット、4度のブレークポイントを強いられながらも鋭いパッシングショットで5-3と1ブレークアップに成功すると、直後のサービングフォーザセットをしっかりとものにした。

 対するデルポトロは第2セット、1ブレークダウンで迎えた3-4の場面でブレークポイントを握り、試合の流れを変えるチャンスがあったが、自信みなぎる素晴らしい動きを披露したフェデラーも最後まで断固として譲らず、1時間22分で試合を締めくくった。

 フェデラーは「自分がより支配していたと思うし、彼より多くのチャンスを生み出すことができた」としたうえで、「彼は何もないところから少しチャンスを得ていたように感じたが、それは僕のレベルが若干落ちて、簡単なポイントを与えてしまったからかもしれない。だから、彼は僕のサーブでチャンスがあったのだと思う」と振り返った。

 1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)で四大大会(グランドスラム)通算18勝目を挙げたフェデラーはまた、「僕の方が勝利に値したと感じた。より攻撃的だったからね」と付け加えた。

 故障による半年間の離脱から見事な復活を遂げ、今月行われたBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2017)でも優勝を飾っているフェデラーは次戦、第14シードのロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut、スペイン)と激突する。

 この日行われたその他の試合では、フェデラーの同胞で第1シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka)がマレク・ジャジリ(Malek Jaziri、チュニジア)を6-3、6-4で下している。

 相手に許した6本すべてのブレークポイントをしのいだワウリンカは、28日に行われる4回戦で、第16シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)と顔を合わせる。

 ズベレフは同日、第18シードで地元米国のジョン・イズナー(John Isner)に6-7(5-7)、7-6(9-7)、7-6(7-5)で見事な逆転勝ちを収めている。

 2010年大会ファイナリストで第10シードのトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)はギル・ミュラー(Gilles Muller、ルクセンブルク)を6-3、6-4で一蹴。一方、第12シードのニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)は、6-4、6-7(4-7)、7-6(7-2)で第17シードのイボ・カルロビッチ(Ivo Karlovic、クロアチア)を破り、第8シードのダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)との対戦に駒を進めている。
【翻訳編集】AFPBB News