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アンリツは3月27日、IoTの普及にともない市場が拡大しているWLAN搭載機器の評価用測定器として、ネットワークモードでIEEE802.11ac 搭載機器の評価を可能としたワイヤレスコネクティビティテストセット「MT8862A」を発表した。

WLAN搭載機器の評価で一般的に行われているテストモードでは、測定対象のWLAN搭載機器を分解するなどして、WLAN搭載機器と測定器を制御線で接続する必要がある。しかし、こうした方法では内蔵アンテナの特性が変化してしまう場合があり、エンドユーザーが使用している状態とは異なる測定結果になってしまうという課題があったという。

同製品は、そうした課題に対応することを目的に開発されたもので、IEEE802.11ac/n/g/b/aに対応し、通信プロトコルを実装しているため、WLAN搭載機器のRF送受信特性(送信電力、変調精度、受信感度など)をネットワークモードで測定することが可能。これによりテストモードで行われる機器の分解、制御線接続といった煩雑な作業を不要とし、測定作業を簡易に実施することを可能とした。

また、操作はイーサネットケーブルで接続した制御用PCから実施するが、制御用PC側では、Webブラウザからアクセスするだけで測定画面が表示されるため、測定環境の構築作業が不要となっている。

なお、同社では、スマートフォン、スマート家電、自動車、ゲートウェイなどWLAN搭載機器ベンダにおけるWLAN搭載機器のRF送受信特性試験向けに販売を進めていくとしている。