時には頭を空にして、一切の悩みを忘れてみよう

写真拡大

曹洞宗のお寺の住職で『心配事の9割は起こらない』など多くのベストセラー著書がある枡野俊明氏が、悩み多きリーダーを救い、よりよい仕事を実現するためのヒントとなる「禅語」をご紹介していきます。今回は、心を無にする状態を表す「非思量」(ひしりょう)。仕事の悩みや不安を抱えるリーダーこそ、たまには頭を空っぽにして、「非思量になる」ことが大切です。

不安が心を支配してしまう
「思量」の状態を避ける

「思量」とは、一つのことに心を留めてしまう状態を意味します。何か心配なことがあると、そのことしか考えられなくなり、視野が極端に狭くなってしまうのです。

 体の不調もそうですね。どこか痛いところや具合の悪いところがあると、意識は全部、そこに集中してしまいます。

 リーダーは大所高所から広く物事を見て判断しなければいけないので、“思量状態”は絶対に避けたいところです。

 心配事や悩みというのはどんどん膨らむ性質があるので、非常にタチが悪いのです。

 そういう場合は、心を「無」にするしかありません。禅の世界では、頭のなかを空っぽにして、心を「無」の状態にすることを「非思量になる」といいます。

 坐禅をすると、頭のなかにいろいろなことが浮かんでくるものです。それらにとらわれず、右から左へと流すことが大事なのです。

続きはこちら(ダイヤモンド・オンラインへの会員登録が必要な場合があります)