24日、ソウル西大門警察署は、迷惑行為を止めに入った警察の身分証を奪って口に含み破損させた疑い(公務執行妨害など)で、50代の男を書類送検したことを明らかにした。写真は韓国の警察官。

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2017年3月24日、ソウル西大門(ソデムン)警察署は、迷惑行為を止めに入った警察の身分証を奪って口に含み破損させた疑い(公務執行妨害など)で、50代の男を書類送検したことを明らかにした。韓国・ニュース1が伝えた。

警察によると、キム(男、55)は19日午後、泥酔状態で西大門区の路地を歩いていたところ対向車にクラクションを鳴らされ、憤慨して通行を阻止する騒ぎを起こした。その後、通報を受けて駆け付けた警察官の身分証を奪って口の中に入れ、「罪を見逃してくれれば返す」と主張し返さなかった疑いが持たれている。

警察署に送られたキムは、家族が到着するまで3時間近くにわたって身分証をかみ続けたという。吐き出された身分証は見るも無残な状態だったとのこと。 警察の調べに対しキムは「当時、泥酔していて全く覚えていない」と供述している。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「拘置所じゃなくて病院にご案内すべき方だね」「おまえは犬か。犬に人権は必要ない」「警察を脅すなんて。厳重に処罰すべき」「『酔っていて思い出せない』というのは責任回避の手口」とキムを非難するコメントが多く寄せられている。

一方で「韓国では犯罪後に『酒に酔っていた』と言えば多くが減刑される」「飲酒後に問題を起こしたら加重処罰すべき」と飲酒事件や事故への処罰の甘さを指摘するコメントや、「治安を守る警察に感謝します。警察が強い国になりますように」と警察に感謝の気持ちを伝えるコメントもあった。(翻訳・編集/松村)