27日、中国の携帯電話情報サイト・駆動中国は、有機EL分野でサムスンが市場を独占しているのは日本の戦略性に問題があるとする記事を掲載した。資料写真。

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2017年3月27日、中国の携帯電話情報サイト・駆動中国は、有機EL分野でサムスンが市場を独占しているのは日本の戦略性に問題があるとする記事を掲載した。

記事は昨年末から年初にかけてスマートフォン業界では値上げの嵐が吹き荒れたと紹介。その理由に、メーカーが高付加価値製品をリリースしたことに加え、部品の供給メーカーが値上げをしたため、製造コストが上昇したからだとした。

市場調査企業のTrendForceによると、2016年後半から、メモリーや有機ELディスプレイを含むスマートフォンの主要な部品が次々と値上げしたため、スマートフォンメーカーの利益を圧迫するようになったという。このため、中国国内メーカーも値上げに踏み切っている。

この点で、メモリーや有機ELの主な供給メーカーであるサムスン電子は、昨年のNoto7爆発事件が利潤に影響を及ぼしている様子はなく、むしろ大きな利益を出していると紹介。その理由について専門家は「当初、ディスプレイやメモリーなどの部品の分野において、日本企業の技術は韓国企業より遥かに進んでいたが、日本企業には戦略性に欠けているため、最終的に技術的優位性が無駄になっている」との見方を示した。

記事は、企業経営と戦争の指揮には多くの類似点があり、優れた戦術のほか独特な戦略眼が求められ、日本企業は技術にばかり集中して戦略を怠ったため、優位性を保つことができず、ライバルに追い越されるようになったと主張した。(翻訳・編集/山中)