都内で発表された「ロギーケイ」17/18年秋冬コレクション(2017年3月25日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】(記事更新)米歌手レディー・ガガ(Lady Gaga)も着用した服を、アジアのより多くのファッショニスタに着てもらいたい――興梠仁(Hitoshi Korogi)と景子(Keiko Korogi)夫妻が手掛けるブランド「ロギーケイ(ROGGYKEI)」が25日、「アマゾン ファッション・ウィーク 東京(Amazon Fashion Week TOKYO)」に初参加した。ブランド名「ロギーケイ」は仁の愛称「ロギー」と、景子の愛称「ケイ」を融合したものだ。

 今回の先鋭的なインスタレーションでは、ブランドを象徴するサークルモチーフに重点を置き、円形のスカートやケープ、コート、擦り切れた裾や2種類の生地を使ったニットスーツなど、古代と未来が巡り合ったようなスタイルを披露した。この服を大通りで見かけることは想像しがたいが、その芸術性が、先鋭的かつきわどいファッションで知られる世界的音楽スターの心をつかむであろうことは容易にみてとれる。

 彼らの独特で印象的なコレクションを披露するのは、ヘルメット状のブルーのウィッグをつけたモデルや、オールバックのお団子ヘアから槍状の物体を突き出したヘアスタイルのモデルだ。

 今シーズンのテーマは、人と自然の「共存」だという。景子は「世の中の動きや政治的なことなど、いつも日常の事柄からインスピレーションを受けている。今回は人間らしさが欠けているように感じるこの世界について、作品作りをした」と語った。

 大阪を拠点に活動する2人は一度もガガに会ったことはない。しかしガガは、2011年の東日本大震災の直後に訪日して以来、彼らがデザインした服を数回着用している。景子はAFPに対し「彼女は私たちの服を気に入ってくれたようだった」「楽曲『ユー・アンド・アイ(You And I)』のミュージックビデオに使いたいから衣装を送ってくれと連絡が来たのだが、結局着られなかった」と語った。

「ガガ効果」で、「ロギーケイ」のウェブサイトへのアクセス数は6倍に伸びた。しかしガガの奇抜なスタイルに対する商業的限界もあってか、商品を購入する人は一部で、売り上げへの影響は小さかった。

「ロギーケイ」は、東京ファッションアワードを受賞したことで「アマゾン ファッション・ウィーク 東京」に招待され、今回初めて参加した。2人はこの経験を通じて、より多くのアジアのバイヤーとつながることを期待している。

 仁は「私たちの服をきっかけに服を好きになってもらいたい」と語った。
【翻訳編集】AFPBB News