『この世界の片隅に』 (C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会

写真拡大

昨年11月12日の公開以来、今なおロングランヒット中の『この世界の片隅に』が、公開から20週目となる3月25日に興収25億円を突破したことがわかった。現在までの累計動員は190万人を超え、初週わずか63館からスタートした小規模作品が“異例”の大ヒット記録を更新中だ。

[動画]映画『この世界の片隅に』予告編

本作は、3月3日に授賞式が行われた第40回日本アカデミー賞で最優秀アニメーション作品賞に輝いたほか、第90回キネマ旬報ベスト・テン日本映画ベストワンなど、数多くの映画賞を受賞。

また、3月26日に行われた第31回高崎映画祭では、声優をつとめたのんと片渕須直監督がホリゾント賞をW受賞。揃って授賞式に出席し、のんは「この映画はたくさんの誠実な人たちの愛情が集まってできた映画だと思っていて、こんなに温かくて素晴らしい作品に関われたことを、心から誇りに思います。みなさんの中でも私の心の中でも、ずーっと大切な映画として残っていくと感じています」とコメント。

片渕監督はこのホリゾント賞が“野心的かつ革新的作家性を備え、日本映画界の未来を照らすであろう映画人”に贈られる賞であることになぞらえ、「わずか何十分かの映画のために色々な仲間が集まって、大事な絆を築いて。そうやって応援してくれた人との絆が真っ白なホリゾントに画を描くんだろうなと思います。これからもそういう出会いを期待して、信じてやっていきたいと思います」と感慨深げに語っていた。