日本代表を率いるハリルホジッチ監督/(C)新井賢一

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サッカーのロシア・ワールドカップ(W杯)出場をかけたアジア最終予選の第7戦が、3月28日(火)に行われる。

【写真を見る】UAE代表戦を観戦した騎手の武豊/(C)新井賢一

6大会連続6回目の本大会出場を目指す日本代表は、ホームの埼玉スタジアムでタイ代表と対戦する。

日本代表は10試合中6試合を消化し、4勝1分け1敗の勝ち点13で首位のサウジアラビア代表と同勝ち点で、グループBの2位。1分け5敗の勝ち点1で、最下位に沈むタイ代表との一戦となる。

グループ上位2カ国の本大会出場圏内につけるなか、ハリルホジッチ監督は「選手が今日、モチベーションがなかったとしたら、疑問を抱かなければならない。W杯への門が開かれた状態なのに、だ」とチーム状況を説明した。

「今日は対話形式というより、私が選手に向けて発信した。『これは冷静に、威厳のある戦いだということだ。W杯を手にするかどうかの戦いになるぞ』、『UAE戦の後に気を緩めてしまったら、プロとしては本当に失敗だ』と。彼らが責任を持って、チームのための歴史を作っていくのだ」と、気の緩みを許さない姿勢を打ち出している。

タイ代表についても「過小評価してはならない。クオリティーのあるチームだと思う」と警戒。「高いモチベーションを持ち、ハードワークしなければならない」と慢心はない。

「明日、先発する選手たちは頭がすっきりした状態で臨むと思う。そして、最大限の力を出すと思う。このチャンスを絶対に手放してはならない」と語気を強めた指揮官。「埼玉スタジアムが満員になることも分かっている。ダイナミックな雰囲気を作り、サポーターの皆さんがそれを手助けしてくれるだろう。そうした雰囲気を作ってくれるので絶対に失敗してはいけない」と、ホームでの必勝を誓った。【ウォーカープラス編集部/コタニ】