ティーラトンが出場停止。タイは精神的支柱にして、精度の高いFKを備える主将を欠くことに。(C)Getty Images

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 ロシアワールドカップ・アジア最終予選を明日に控えた3月27日、タイ代表のキャティサック・セーナームアン監督が会見に臨み、厳しい台所事情を明かした。

「出場停止中の選手が来られないのは、我々のチームに弱いところが出てくることを意味します。あの選手はFKが上手です」
 
 タイは23日に行なわれたサウジアラビア戦に0-3で敗れ、さらにキャプテンのティーラトン・ブンマタンが大会通算2枚目のイエローカードを受けた。そのため今回の日本戦では、この主将を欠くことになったのだ。
 
 ティーラトンはセットプレーの名手で、先月のACL・鹿島戦でも直接FKを沈めて勝利に貢献。また、2015年にはG大阪相手にFKとCKから直接ゴールを奪うなど、その精度を高い左足を武器に数々の見せ場を作ってきた。
 
「ただ、代わりに若い選手を出します。そしてチームワークに基づいた試合をします。私たちは個々の選手に依存していません。チームワークでプレスをする。選手全員が試合に出たいと思っていますので、そういう気持ちで戦うと思います」

 指揮官は気丈にそう語ったが、主将にしてセットプレーの名手でもある背番号3の出場停止は、タイにとって大きな痛手だと言えるだろう。