25日、韓国・ニューストマトによると、韓国ソウル市の朴元淳市長が、元慰安婦らのための活動が原因で起訴された女子大生に会い、応援と激励のメッセージを伝えた。写真は在韓日本大使館前で行われた、日本からの謝罪などを求める水曜集会。

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2017年3月25日、韓国・ニューストマトによると、韓国ソウル市の朴元淳(パク・ウォンスン)市長が、元慰安婦らのための活動が原因で起訴された女子大生に会い、応援と激励のメッセージを伝えた。

朴市長は25日午後、旧日本軍慰安婦問題解決のための大学生ネットワーク「平和の蝶」で活動する淑明(スンミョン)女子大の学生キム・セムさん(24)を市長室に招待した。キムさんは国定教科書への反対運動や、慰安婦問題日韓合意を受けた慰安婦像前での座り込みを行った罪で起訴され、法廷に立つ身となっている。この状況を知った朴市長がSNSで「元気を出してとお茶をごちそうさせてほしい。そして国らしい国を作れなかった罪を告白、ざんげしたい」と「デート」を申し込んだのだ。

デートは非公開で行われ、朴市長はキムさんに「裁判では気後れしてしまうこともあるかもしれないが、義を貫いたことだから堂々と裁判に臨んでほしい。社会全体、そして元慰安婦ら皆が応援しているので、元気を出して」と激励したという。また、「平和の蝶」の活動についても「同じ境遇に置かれた若者らが集まって活動するのは重要かつ必要なこと」と賛同、「『平和の蝶』も組織的に発展したら、ソウル市の青年政策プログラムに参加できるよう手助けしたい」と伝えた。

キムさんはニューストマトの取材に対し、「市長はもともと慰安婦問題や大学生の青年問題に多大な関心を抱いており、今日のお誘いに応じることにした。朴槿恵(パク・クネ)前大統領の弾劾で先行き不安な状況にある中、市長にお会いできて大きな力をもらった」と答えている。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「朴元淳市長、格好いい」「善行をしっかり称賛する朴市長に拍手を!。キムさんのような青年が犯罪者扱いではなく称賛される国にならないと」「お二人を応援します。本当にありがたい」と朴市長やキムさんを称賛するコメントが多く集まった。

中には「ソウル市で慰安婦専門の部署を作ってそこで働いてもらったら?キムさんのような学生を選抜して一緒に働くべき」と提案するコメントに対し、「いい考え」「ソウル市も一自治体にすぎない。政府が許可するとは思えない」「朴市長のような市長が大統領になって専門部署を作ったらいい」と熱い討論もみられた。(翻訳・編集/松村)