「レギンスを履いているから」という理由で、米航空会社が2人の少女の搭乗を拒否

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トランプ米大統領が、一部の国からの入国を禁止する大統領令に署名し、各地で飛行機への搭乗を拒否される人が続出、混乱を招いたことは記憶に新しい。

この週末にも2人の少女が、米国内で、搭乗予定だった飛行機に乗ることが許されず物議をかもしている。

レギンスだと飛行機に乗れない

但し、この2人が搭乗を拒否された理由は、大統領令とは無関係。「レギンスを履いていたから」というのがその理由である。

この問題が注目されるきっかけとなったのがこちらのツイート。

活動家シャノン・ワッツ女史はTwitterで、デンバー発ミネアポリス行きのユナイテッド機に乗ろうとしていた3人の少女が、ゲートで係員に呼び止められた経緯を説明している。

ユナイテッド航空の地上職員は、レギンスを着用していた2人の少女を搭乗させず。スパンデックス(ポリウレタン)では搭乗を許可できないというのか?

とある。

続いてこうもつぶやいている。

職員は、着ているものを着替えるか、レギンスを覆うなどしなければ搭乗させないと迫った。いつからユナイテッドは女性の服の取り締まりに乗り出したのだろう?

不適切な装いには見えず

こうなると、少女たちは余程きわどい格好をしていたのでは?とも推察できるが、必ずしもそうではないようだ。

3人共、レギンスの着用の仕方は極めて適切に見受けられたが、うち2人は搭乗を拒否された。たとえどの様な乗客であったとしても、これはおかしい。

最後の「たとえどの様な乗客であったとしても」のくだりについては、後ほどご説明しよう。

最初にご紹介したツイートは、4000件を超えリツイートされるなど大きな反響を呼んだ。

非難の声が続出

「まじか?」「長時間のフライトにレギンスは最適なのに」「レギンスが禁止なんて、だったら飛行機なんて乗りたくない」「航空会社はいつから客に服装をあれこれ指示するようになったんだ?」と非難の声が相次いだ。

これに対し、ユナイテッド航空はこう反論している。

弊社は運送契約において、不適切な服装での搭乗を拒否する権利を有しています。

しかし、「でも、女の子たちはふさわしい服装をしていたんでしょう?」「安全上問題があるならわかる。でもレギンスのどこが危険なんだ?」「あれもダメこれもダメと着替えているうちに飛行機に乗り遅れそう」と、火に油を注ぐ結果となってしまった。

関係者用の服装規定だった

ちなみに、9NEWSが伝えるところによると、この少女たちは通常の乗客とは異なり、同航空会社の社員の家族など、関係者であることが明らかになった。

同社によると、通常の客と関係者の場合では服装に関する規定が異なり、一般の乗客であれば、レギンスでもヨガパンツでも搭乗は可能だそうだ。

前述の同女史の「たとえどの様な乗客であったとしても」という言葉はこれを意味している。いずれにせよ、しばらく議論が続きそうである。