顔がパンパン、まぶたが腫れぼったい、足がブヨブヨする、いつもより太って見える、これ全部むくみによって生じる症状として有名なものです。わたしたちはこれらのように、むくみが生じたこと自体は認識できてはいますが、何故むくんでしまうのかについては曖昧な理解。知っているようで知られていない、むくみのメカニズムについて紹介したいと思います。

むくみは細胞間に染み出した水分

普段のわたしたちの身体は、全身に栄養を送り届けるために、心臓にて送り出された血液から、全身の細胞と細胞の間に、栄養素を含む細胞間液というかたちで栄養を送り届けています。ようは絶えず、血液から身体のあちこちに水分が染み出していると考えればいいわけですね。もちろん栄養素を送り届けた後の水分や、老廃物といったものを含んだ水分は不要になるので、再び血液に戻り循環、もしくはリンパから排出されるようになっています。この水分の流入と排出のバランスが崩れた状態をむくみというのです。

水分の流入を招いてしまう原因

上記で説明したように、水分の流入と排出のバランスが崩れた状態はむくみを招きます。もし細胞に流入する水分が異常に増えたとき、どうなると思いますか?当然水分の排出が追いつかずどんどんむくむようになります。そんな水分の流入を加速させてしまう行為として有名なのが、過剰な塩分とアルコール摂取です。どちらも細胞に水分を流入させる作用が強いものなので、むくみたくないなら、なるべく控えた方がいいでしょう。

水分の排出を抑えてしまう原因

水分の流入に対し、水分の排出が通常より減少してしまうとどうなってしまうでしょうか。もちろん行き場を失った水分が増え、むくみとなってしまいます。そんな水分の排出を抑えてしまう行為として有名なのが、運動不足、身体の冷え、水分不足、腎臓の酷使といったものです。まず運動不足ですが、全身の適切な血液循環・リンパ循環はある程度の運動動作を必要とするため、身体を動かさないと血液やリンパの循環が悪化していきます。

そして最終的にはむくみとなってあらわれるわけです。身体の冷えは、適切な血流を阻害する要因の1つ。水分排出に必要な血液循環の足を引っ張ることとなるので、当然むくみが発生します。水分不足は意外と思われがちですが、身体は水分不足となった時、脱水症状からの防衛本能として、身体に水分を留めようとする機能が備わっています。この身体を守ろうとする機能の弊害としてむくみが発生してしまうわけです。腎臓の酷使は、水分排出機能をつかさどる腎臓の働きが悪くすることで、円滑な水分排出が行えなくなります。結果としてむくみが発生してしまいます。

以上がおおまかなむくみのメカニズムといわれるものです。むくみになりたくない、むくみを治したいという方は、上記のようなむくみを誘発する原因を招かないよう、日頃から注意しておきましょう。むくみの根本的解決は、適切な水分の流入・排出バランスを得ることで可能になるのです。


writer:サプリ編集部