写真提供:マイナビニュース

写真拡大

OpenSSLプロジェクトチームは3月23日(米国時間)、「OpenSSL Re-licensing to Apache License Version 2.0 To Encourage Broader Use with Other FOSS Projects and Products」において、OpenSSLのライセンスをApache License v2.0に変更すると発表した。ライセンスを変更をするために「OpenSSL License Change Agreement」というサイトが立ち上げられており、権利保持者に対して呼びかけを行っている。関係するコード寄稿者は400名ほどに上ると見られている。

OpenSSLの現在のライセンスはOpenSSL Licenseと呼ばれている(ライセンスファイルにはOriginal SSLeay Licenseの記述も含まれている)。このライセンスをApache License Version 2.0に変更する背景には、OpenSSLは多くのソフトウェアと共に使われているデファクトスタンダードのポジションにあることから、そのライセンスをよく知られたタイプに変更することでさらに広く利用されることを狙っていると思われる。

オープンソース・ソフトウェアと分類されるソフトウェアには、ライセンスの組み合わせによっては同時に使用できないものや、用途によっては採用できないライセンスなどがある。ソフトウェアエンジニアやプログラマーは必ずしも法律に詳しいとはいえないため、ライセンスの組み合わせの検証そのものを避け、よく知られたライセンスの組み合わせだけを採用するといったことがある。今回、OpenSSLのライセンスをApache License Version 2.0というよく知られたライセンスに変更することで、現在よりもより広い組み合わせで利用できることを狙っていると思われる。

(後藤大地)