本葛を流し込んだ葛ようかんと、一わんずつたてられる抹茶がセットの「特選抹茶」(630円)。なめらかな葛の食感とようかんの甘味がたまらない/葛の館

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無数のシダレザクラが咲く、奈良・吉野の天空に浮かぶ桜の庭園「高見の郷」。超絶景の桜スポットの周辺には、郷土料理や温泉施設など、吉野の雰囲気を満喫できる立ち寄りスポットがたくさん。そこで、編集部が厳選したおすすめスポットを紹介。

【写真を見る】本葛と水だけを鍋で炊き込んだ「葛もち」(630円)は、特製きな粉で楽しんで/葛の館

■ 滋味に富む吉野本葛を多彩なメニューで堪能して

「葛の館」は、450年以上の歴史を誇る「森野吉野葛本舗」の直営店。極寒期に地下水のみで精製・乾燥させた吉野本葛を、作りたての葛きりなどで味わえる茶房「葛味庵」を併設。極上の葛料理を味わったあとは、おみやげに最適な葛菓子なども購入しよう。

本葛を流し込んだ葛ようかんと、一わんずつたてられる抹茶がセットの「特選抹茶」(630円)。なめらかな葛の食感とようかんの甘味がたまらない。4月は葛桜(葛まんじゅう)もセットに。

本葛と水だけを鍋で炊き込んだ「葛もち」(630円)は、特製きな粉で楽しんで。

本葛入り和三盆糖「みゆき」34個入り(左・630円)と、春限定の干菓子「桜づくし」(右・600円)。

木の温かみあふれる葛味庵の隣には、吉野本葛のほか、葛を使った菓子などを販売するスペースが。

「森野吉野本葛は、添加物を一切含まない自然食品です。葛粉の粒子が細かく、なめらかな食感が特徴です」と若奥さんの森野智子さん。

■ 築300年以上の古民家で外一のそばと絶景を満喫!

「手打ち蕎麦 よしの庵」は、高見川沿いに立つ築300年以上と言われる古民家を再生したそば処。風味豊かな福井県の大野産のそば粉に対し、100gのつなぎを入れる「外一」そばが絶品。店内からの美しい眺めも味わい深い。

「天ぷら盛りそば」(1400円)。喉越しと風味が格別なそばは、カツオが効いたツユと相性抜群。プリプリ感が絶妙なエビ天も人気。

吉野の木材がふんだんに使われている座敷。春には梅や桜などが咲く、緑あふれる庭を眺められる。

■ 澄んだ水と空気で育った絶品のキノコ尽くしコース

「きのこの舘」では、落ち着いた雰囲気の数寄屋造の部屋で、多彩なキノコ料理やジビエ料理が楽しめる。おすすめはきのこフルコースで、自家製無農薬のキノコをさまざまな形で堪能できる。キノコ狩り体験(欄外)も人気。

炭火で焼く網焼きをはじめ、シイタケのお造り、シイタケ味噌焼き、キノコご飯など、約10品がセットの「きのこフルコースA」(2000円)。

囲炉裏と魚が泳ぐ水槽が印象的。

■ 東吉野の山懐にある温泉露天風呂で疲れを癒して

「たかすみ温泉」は、東吉野の木材をふんだんに使用した温泉施設。内湯にはマキ風呂とヒノキ風呂、東吉野の自然を存分に感じられる露天風呂を備える。句碑や歌碑が多く立つ東吉野村ならではの「たかすみ文庫」も併設。

森閑とした露天風呂には野趣あふれる岩風呂が。まるで自然の中にすっぽりと包まれたような気分に。

俳人・山口誓子や田村木國など、著名作家の遺墨や書画、自筆の俳句、書簡など多くの文化遺産を観賞できるたかすみ文庫。

■温泉DATA/入浴料:大人500円 風呂数:4種 泉質:弱アルカリ性ナトリウム-塩化物泉 効能:神経痛、関節痛など アメニティ:シャンプーなど無料

■ 標高700mの天空の楽園に宿泊!天然のワラビ狩りにもチャレンジ

「吉野フォレストヒルズ 花ごころ」は、標高700mの豊かな山林にある、日帰り利用もできる宿泊施設。この地域はワラビの宝庫として知られ、最適な環境で育った天然のワラビ狩りも楽しめる。大パノラマとワラビ狩りなどの自然体験を満喫して。

バンガローからは、180度のパノラマで雄大な山々が一望できる。ぜひ宿泊して、感動間違いなしのご来光、満天の星を眺めよう。

国見山から曽爾高原まで見渡せる貸バンガロー(4人用)は1泊10000円から。人気のワラビ狩りは130円/100g。

■ 明治時代の校舎を改築した風情ある食堂で郷土料理を

「ふるさと村」は、1912(明治45)年の旧八幡小学校の校舎内に、食堂「いちえ」や宿泊棟「ふるさと会館」を備える。いちえでは地元野菜を使った定食のほか、天然猪肉を使ったボタン鍋4200(2人前)などが味わえる。

「ふるさと定食」(1350円)。焼きたてのアマゴに、天然ヨモギを練り込んだ東吉野村特産の“たあめん”などが付く。

食堂いちえの教室のような店内。

明治の趣を感じられる校舎。重厚なはりや窓が当時のまま生かされていて、タイムスリップしたような気分に。【関西ウォーカー編集部】