毎回見てきたが、最終回も予想通りでつまらなかった。何故なら、プロデューサーの早坂哲朗(鈴木亮平)と新居の下見までする時になっても、倫子(吉高由里子)は、あの、年下のクソ生意気な金髪野郎のKEY(坂口健太郎)がチラチラと気になって仕方がない様子から、多分、最後は早坂に別れを告げるだろうと予想できたからだ。
案の定、倫子の気持ちに自信がなくなった早坂は「友達に戻りましょう」と提案する。最期は、倫子がKEYに「好きです」と告白してKEYもおちょくりながらも答える。女子会のメンバーであるネイリストの香(榮倉奈々)も飲み屋の看板娘の小雪(大島優子)も、それぞれが相手をゲットした様子で、万事めでたしめでたし。
初回から違和感があったのは、3人とも30歳にもなった大人なのに、何かというと集まってぺちゃくちゃ。倫子はフリーの脚本家ということだが、脚本を書くという創造的な仕事の苦しさは全く表現されていなくて、食っちゃあ喋りの繰り返し。世の中そんなに甘くはない。人生を舐めた女たちの「タラ・レバ」トークなど無意味。
吉高由里子は相変わらず可愛いし芸達者だが、もう少しましなドラマで見たかった。彼女の幻想に出てくる「タラ」と「レバ」人形はCGだが、30おんなが独白する場面の相手とは幼稚の極み。マシだったのはPに扮した鈴木亮平。派手なテレビ局にも、こんなに穏やかで、誠実が背広を着ているようなキャラがいるかと楽しめた。(放送2017年3月22日22時〜)

(黄蘭)