簡単なのにおいしい料理はたくさんあるけれど、それに「片付けも簡単」という要素がくっつくと、なかなか見つけるのは難しい。でも、この紙包み焼きは、その、簡単・おいしい・片付けいらずという三要素が見事に揃った、素晴らしいメニューだと私は思っている。

わが家の小学生男児が春休みに入ったということで、またもやごはんの仕度に悩まされている私なのだが、この紙包み焼きがとにかく早くて簡単でおいしいので、頻繁に作るようになった。なにせ、切って並べて包んで焼くだけ。朝のうちにささっと包んで冷蔵庫に入れておけば、昼になって、ランチの催促をされても涼しい顔で、それをオーブンに入れればよいのだ。

オーブンに入れて15分で、いいにおいが漂ってくる。

なにせ、素材を選ばないのがいい。魚はサーモンも美味しいけれど、白身でもおいしい。海老もいいし、イカでもいい。鶏肉でも作ることができるし、豚肉もOKだ。ソーセージと野菜という組み合わせも楽しい。とにかく、薄くスライスした野菜とレモンとハーブを、メインの具材に載せたら、あとは塩胡椒とオリーブオイルを回しかけて、紙で包んで、180度のオーブンで15分焼くだけなのだ(もちろんトースターでも調理可。オーブンの温度は調節してください)。

おいしくて、あっという間に出来上がって、食べたらぽいっと捨てるだけなんて、本当に完璧! みなさんも、是非!

材料(2人分)

プチトマト 適宜

タマネギ 適宜

サーモン 2切れ

レモン 適宜

塩胡椒 適宜

オリーブオイル 適宜

その他、冷蔵庫にある野菜 好きなだけ

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