Bluetooth/有線両対応「Xboxコントローラー」レビュー。ゲームコントローラーとして極めてスタンダードに進化!

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SteamなどPCゲームをプレイする人にとって、重要なのがコントローラー選び。そこで、2017年2月2日に発売された「Xboxコントローラー(4N6-00003)」を試してみました。

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この品をひと言で表現するなら「Xbox One用コントローラーのパソコン版」。BluetoothもしくはUSBで接続し、PCゲームを楽しむことができます。

「Xboxコントローラー」は2016年11月頃から色々なモデルが発売されていますが、4N6-00003はこれまで別売りだったUSBケーブルが同梱されているのが特徴。USB接続の場合はパソコン本体から給電されるため、Bluetoothで使っていてバッテリーが切れた場合も安心というわけです。
今回チェックしたのは、Windows7(USB)及び10、MacOS、Androidタブレット(Bluetooth)。いずれも接続するだけで「Xbox Controller」もしくは「Xbox Wireless Controller」として認識し、ドライバも自動でインストールされるため、セットアップには特に苦労はありませんでした。接続が成立した時には震動して知らせてくれますが、この機能はちょっと好みが分かれるところでしょうか。

面白いのがAndroidタブレット。十字キーor左スティックでカーソルを動かし、Aボタンで決定、Bボタンでキャンセル、XBOXボタン(俗にいうシイタケ)を長押しするとメニューが出てくる......と、ゲーム機感覚で操作できました。TVに接続している時などに便利かも知れません。いくつかのゲームアプリも試しましたが、近年はタッチパネルに特化しているものが多く、筆者がチェックできた範囲では残念ながら「Xboxコントローラー」で操作できるものは見当たりませんでした。

次に、PCゲームでの使い心地を見てみましょう。現在のPCゲームはコントローラーを使うことが前提のゲームが多いのはご存じの通り。特に、先代「Xbox360コントローラー」は業界のデファクトスタンダードとなっており、ゲーム側でキーコンフィグをいじる必要はほとんどありませんでした。この辺りは「Xboxコントローラー」にも受け継がれているので、初めてコントローラーを使う人にもありがたいでしょう。

コントローラーのデザインも先代と似ていますが、色々な部分が改修されています。
トリガーは幅が広くなっており、先代ほどに深く握り込まなくても操作可能になっているのが好印象です。
アナログスティックは非常にスムーズに動き、操作感は良好。上部には先代よりも深い段差が、フチにはギザギザのモールドが刻まれており、指が滑るのを防ぐようになっています。ただ、力を入れた場合や、アナログスティックを入れっぱなしにする(いわゆるツインスティックシューター)をプレイしている時に指が痛くなることもありました。筆者の場合、指の置き方を工夫すれば解決したので、これは慣れの問題でしょう。

TPS/アクションの「Watch Dogs2」。十字キーが誤入力しにくくなったことで遊びやすく。

右アナログスティックを入れっぱなしにして攻撃する「Rogue Stormers」。
アナログスティックの上部に段差があるため、慣れない内は力が入って指が痛くなることも。

アクションRPG「MOON HUNTERS」。特に問題なくプレイできた。

先代では誤入力が頻発して物議を醸した十字キーですが、斜めに入りにくいようにした上に設置位置を低くする改良で、かなり使いやすくなっています。カチカチとしたクリック感も心地よく、現在の十字キーに求められる「メニューの操作や武器の切り換え」という、輔佐的役割に特化したという印象です。

先代にあたる「Xbox360コントローラー」。十字キーが高い位置に設置されている。

「Xboxコントローラー」(写真左)と、「Xbox One ワイヤレスコントローラー」(写真右)。
「Xboxコントローラー」にはステレオオーディオジャックがついている。

まとめると、先代から十字キーの改良やトリガーの幅を広くするなどの改良が行われており、より使いやすくなったといったところ。現在「Xbox360コントローラー」を使っている人であれば、有力な乗り換え候補でしょう。連射や様々な色の発光など特殊な機能を求める人には物足りなく感じられるかも知れませんが、逆に言えばコントローラーの機能としては極めてスタンダードなので、入門用としても良いかも知れません。