“俺の日本代表イレブン”。もし今年W杯があるなら? Jリーグのご意見番たちが選出!

写真拡大

ウェブ番組『F.Chan TV』とのコラボ企画。今回は、Jリーグサポーターにはおなじみの平畠啓史さんとJOYさんの二人に「今年W杯があるならこんなイレブンにしてほしい!」というテーマで仮想日本代表の11人を選出してもらった。(構成:浜川絵理、取材日:3月10日)

日本代表11人を選出する前に。2016年のハリルジャパンについて

平畠啓史「最初は結構不安な感じが漂いましたよね。2014年のワールドカップの時のメンバーがあって、そのメンバーも残しつつ新しいメンバーも入って、去年あたりから新旧のメンバーが変わりつつあるのかなと思います。こういう新陳代謝が生まれ始めた中で2位(2017年3月20日現在)にきちんと収められているというのは、すごく良いことなのかな。まあ、できれば早めに(W杯出場を)決めて、W杯で戦うメンバーを作っていく今年にしたいかな、という気がします」

JOY「平畠さんが今言ったように、W杯で戦うメンバーを作っていく、というのはそうなんですけど、例えば海外組にしても、出場時間がちょっと減ってきている選手がいたりとか、状況が変わってきているじゃないですか。ハリルホジッチの構想に入っていた選手達が、監督が理想としていた現状と違ったりするから、その辺りで難しさ、もどかしさというのは監督も感じてると思うんですよ。もちろんもうW杯で戦うメンバーを絞らないといけない時期だから、そこをどうしていくのか。

 Jリーグでも、確かに良い選手はたくさん出てきてる。でも、Jリーグの選手より海外でプレーしてる選手のほうが良いんじゃないか、とか意見は色々ありますけども、そこを絞りこんでいかなきゃいけない。去年ちょっと見てて不安になる時期もありましたけど、まあ、でもやるしかないからね(笑)。期待したいですね」

JOYジャパン! 迷いどころは好調選手がひしめく前線。原口?齋藤?乾?

JOYジャパン システム:4-3-3
GK:西川周作(浦和レッズ)
DF:吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
  昌子源(鹿島アントラーズ)
  酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
  長友佑都(インテル/イタリア)
MF:長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)
  山口蛍(セレッソ大阪)
  清武弘嗣(セレッソ大阪)
FW:小林悠(川崎フロンターレ)
  原口元気(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
  大迫勇也(ケルン/ドイツ)

 長友選手もね、また(戦列に)戻ってきていますので、選びたいなと。最近は吉田(麻也)選手と森重(真人)選手がセンターバックを組んだりしていますけど、ここには昌子(源)選手を選びました。彼は素晴らしいディフェンダー。能力が高い。クラブW杯ではレアル相手に良い守備を見せていたこともあって、昌子選手を入れたいなと思いました。強いですよね。

僕が迷ったのは、前線ですね。小林(悠)選手を入れましたけども、Jリーグを見ていると、やっぱり調子良いですしメンバーに入れたくなりましたね。ただ、今ベルギーにいる久保(裕也)選手もかなり点を取っていて調子が良いんですよ。だから、どっちなのかなと非常に難しいところですね。ただ今回は小林選手を書かせてもらいました。

 そして、原口(元気)もすごく好調を維持していましたし、W杯予選で代表に対する貢献が大きいので選びました。でも、今だったらこのポジションに齋藤学選手とか、スペインを見れば乾(貴士)選手もいるし、かなり悩むポジションですね。だけど、原口選手は本当にすごくファイターになっていますし、見てて楽しいなと。あれだけ戦ってくれると応援していて気持ちがのってきますね。

 大迫(勇也)選手はしっかりボールが納まるし。まずキープ出来るっていうのはすごく重要だと思います。だから、僕はこんなメンバーを選びました。

平畠ジャパン。高萩をボランチに!世界的に増えてきている3バックを採用

平畠ジャパン システム:3-4-2-1
GK:林彰洋(FC東京)
DF:昌子源(鹿島アントラーズ)
  森重真人(FC東京)
  塩谷司(サンフレッチェ広島)
MF:高萩洋次郎(FC東京)
  山口蛍(セレッソ大阪)
  酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
  原口元気(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
  清武弘嗣(セレッソ大阪)
  齋藤学(横浜F・マリノス)
FW:大迫勇也(ケルン/ドイツ)

 開幕したJリーグも何試合か観ているので、その印象もあって、その辺りで調子の良い選手を何人か入れてみました。で、システムですが、浦和もそうですし、最近世界的にもそうですし、J2もそうですけど、最近は3バックが結構多いじゃないですか。だから、あえて今回は3バックでやってみたら面白いかなということで、一応3-4-2-1みたいな形。まあ、浦和とか広島みたいなイメージをして頂ければ良いかなあと思います。

 まずGKがFC東京の林彰洋選手。やっぱり、最近FC東京に来ても良い反応してますので。そして、3バックの真ん中に、森重(真人)選手を置いて、右に塩谷(司)選手、で左に昌子(源)選手。これは3人でそこそこ守れるんちゃうかなあと。DFってこう……。もちろん技術とか色々あるんでしょうけど、見た目の強さというか。「ああ、この人らほんまに強そうやな」みたいな印象が結構大事かなと思いまして、この3人を選びました。

 ボランチは2人で、山口蛍選手と、FC東京の高萩(洋次郎)選手。高萩選手はFCソウルで相当鍛えられて、体も強くなりました。ボランチっていうと皆さん守備的ミッドフィルダーみたいなイメージがありますけど、そもそもボランチってハンドルという意味じゃないですか。だから、ゲームを作ったりとか、緩急つけたりする役割として、高萩選手みたいな選手が一人真ん中に居るとゲームに変化が生まれるかなと思いまして、高萩選手を入れてみました。

 そしてワイドのポジションの右に酒井宏樹選手、左に原口(元気)選手を置いてみました。原口選手はヘルタでも結構サイドをハードワークして、両ゴール前に迫るくらいの守備も出来るじゃないですか。なので、原口選手はワイドのこのポジションでもできるかなあと。

 前線はトップに「半端ねえ」大迫(勇也)。シャドーというか、トップ下に清武(弘嗣)選手と齋藤学選手。齋藤学選手をここ(トップ下)に入れてみて、いろいろ仕掛けてもらう、というのは結構面白いんじゃないかなあと思います。

【番外編】その他の気になる選手たち

 あと、最近のガンバの東口(順昭)選手のパフォーマンスも良いので、林選手も良いですけど、東口選手も見たい(東口は取材のあと3月18日のFC東京戦で負傷し戦線離脱中)。個人的には鈴木大輔選手もちょっと見たいですね。身体も大きいですし、あの選手が代表に入ったらどういうパフォーマンス見せるのかというところを見たい。あと、この3人やったら守れるやろということで、両サイドはガンガン行ってもらうために、伊東純也選手を右サイドに置いても、攻撃が活性化されて面白いんじゃないかなと思います。この人(昌子源選手)はちょっと去年の終わり頃から別格のパフォーマンスじゃないですか。だから、こうすると攻撃的にも面白いかなあと。

 遠藤(保仁)さんの後にこういう遠藤さんっぽい選手がいないかなあと考えると、高萩選手が一人いると、面白くなるかなと思いました。あと、一回3バックをやってみたらどうなるのかなというのが、個人的にすごいあるんですよ。Jリーグでもすごい多いじゃないですか。ということで、平ちゃんジャパンはこんな感じです!

text by 浜川絵理