OLED(有機EL)技術が着実に進歩を遂げている。一部分析によれば、2018年にはOLEDを搭載したスマートフォンが全体の50%を占めるようになると予測されており、さらにアップルもiPhone8にOLEDを採用することを正式に発表したとも伝えられている。(イメージ写真提供:123RF)

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 OLED(有機EL)技術が着実に進歩を遂げている。一部分析によれば、2018年にはOLEDを搭載したスマートフォンが全体の50%を占めるようになると予測されており、さらにアップルもiPhone8にOLEDを採用することを正式に発表したとも伝えられている。
 
 テレビ用のOLEDは韓国のLGが先行してきたが、同市場にもソニーやパナソニックのほか、中国のBOE、TCLなどのメーカーが参入を計画しているとの報道もある。

 スマートフォン用、テレビ用OLEDのいずれにおいてもサムスンとLGという韓国企業がリードしてきたと言えるが、中国メディアの捜狐が24日付で掲載した記事は、一部の韓国企業がOLEDパネルの生産設備を中国企業に売却する可能性が浮上し、韓国で反発の声が上がっていると伝えている。

 記事は、韓国企業が中国企業にOLEDパネルの生産設備を売却する可能性が浮上していることを紹介し、もし中国企業がこの設備を入手すれば韓国企業が持つOLED技術との差を一気に縮めることができると指摘した。

 これに対し、韓国には中国がOLED技術を「盗んだ」と批判する声があると指摘する一方、中国の業界関係者の発言として「中国側は販売先と生産工場がないだけで、すでにOLEDパネルの生産技術を掌握しており、盗んだという韓国側の批判は適当ではない」と伝えた。

 OLEDの技術は液晶ディスプレイ技術に比べてはるかに難易度が高いため、中国企業の技術が韓国企業に追い付くのはまだまだ先のことだという見方が一般的だが、中国側がOLED技術を手に入れられるかどうかは、韓国にとって大きな関心ごとであるのは間違いないだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)