日本代表練習で汗を流すFW原口元気

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 ゴールへの執着心が滲み出ていた。FW原口元気(ヘルタ・ベルリン)は28日のW杯アジア最終予選・タイ戦(埼玉)に向け、「ミドルシュートは決めたいポイントでもある」と、ミドルレンジから積極的にゴールを狙う姿勢を見せた。

「僕のゴールの種類は、代表だとワンタッチでのゴールが多い。ミドルも打てるとなると、キックフェイントも効いてくるのでミドルシュートは大事。一本決めたい」。W杯アジア最終予選では昨年9月6日のタイ戦(2-0)から11月15日のサウジアラビア戦(2-1)まで4試合連続ゴールをマークし、FW三浦知良、FW呂比須ワグナーを超える前人未踏の記録を打ち立てた。23日のUAE戦(2-0)で記録は途絶えたが、再びゴールへの闘志を燃やしている。

 タイ戦については「大量得点を取る感覚ではなく、勝ち点3をしっかり取る」と気を引き締め、試合のイメージを膨らませる。

「相手がどう出てくるか、まだいまいち分からない。引いてくるならサイドがポイントになるし、僕のポジショニングの取り方が大事になってくる。張るタイミングと、どのタイミングで中に入るか。サイドバックが上がるか。一つひとつをもう一回話し合っていかないといけない」

 選手、監督間でしっかりと意思疎通が図られている。「試合までにこれが一番ベストじゃないかというのを監督にぶつけたり、選手同士で話したりという作業は試合を追うごとに良くなってきている」。そう手応えを語ると、「コミュニケーションの質が上がった。監督もすごく聞いてくれるようになった」と、チームとしての成長を実感している。

 キャプテンのMF長谷部誠(フランクフルト)の離脱に始まり、負傷者が相次いでいるハリルジャパン。それでも、いまや日本代表のエースとも言える存在へと成長した25歳は「だれが出ても十分にやれる」と力強く言い切った。

(取材・文 佐藤亜希子)


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