いとう・たかゆき=1972年生まれ、東京都出身。「にちようチャップリン」「さまスポ」「おしゃべりオジサンと怒れる女」など今春スタートの新番組も多数手掛ける

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テレビ界に多大な功績を残したトップクリエーターたちが独自のテレビ論を披露する、週刊ザテレビジョン創刊35周年記念インタビュー連載「テレビの開拓者たち」。3月22日発売号掲載の第9回には、「モヤモヤさまぁ〜ず2」をはじめ、数々の挑戦的な番組を仕掛けヒットさせてきたテレビ東京の伊藤隆行プロデューサーが登場している。

「にちようチャップリン」は4月9日(日)スタート。MCの内村光良の下、旬の芸人たちが一堂に集い、“オモシロ芸人No.1決定戦”を繰り広げる!

もともとはテレビマン志望ではなく、テレビ東京に「雰囲気で(笑)」入社したという伊藤P。

「バラエティー好きでも、お笑い好きでもなかったんです。そもそも何かにハマるタイプでもなくて。つくづくノンポリだと思いますね。ただ、凹凸でいうと凹の方の人間なので、逆に凸の人が集まってくる。気付くと周りはトンがってる人だらけ(笑)。それは、プロデューサーにとってはプラスなのかなと。いわば、スタッフや出演者の凸な部分を最大化するのが僕の仕事ですから」

そんな自称「ノンポリ」の伊藤Pだが、番組作りにはこんなポリシーが。

「意見をコロコロ変えるようにしてます(笑)。全体の方向はブレたらダメだけど、絶対こうじゃなきゃいけないというこだわりは要らない。それは面白さの幅を狭めることになるので」

4月9日(日)スタートの「にちようチャップリン」など春の新番組も多数手掛け、テレビ東京のバラエティーをけん引する伊藤Pは、“テレビの未来”をどのように見据えているのか。

「僕は、これからのテレビは『素直』がキーワードだと思っていて。素直に面白い、素直にすごい、というストレートな感性で番組を作っていかないと。今のテレビって、勝手にいろんな心配をしてヤスリで削っていっちゃうんですよ。万人に受けるように、どんどんおとなしい番組になっちゃう。だからそのための『勇気』も必要かもしれない。テレビに必要なのは『素直』と『勇気』ですね」

同誌では他にも、“企画はタイトルありき”など、伊藤P流の番組作りの極意を披露。テレ東のエースプロデューサーならではのユニークな持論を明かしている。

さらに、WEBサイト「ザテレビジョン」では、「テレビの開拓者たち」に登場したクリエーターたちの完全版インタビューを近日公開予定。乞うご期待!