メキシコ風がかわいい! - 画像は公式Twitterのスクリーンショット

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 ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオおよびピクサー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるジョン・ラセターが来日して今後公開するアニメーション作品のプレゼンテーションを行い、ピクサーの新作『ココ(原題) / Coco』について語った。

 メキシコの祝祭「死者の日」をテーマにした本作。ラセターは「死者の日は日本のお盆に似ていて、死者たちが帰ってくる日なんだ。祖先を敬うこと、家族の絆、過去を祝福することを描いていて、日本の人たちには特に共感してもらえると思う」と説明する。主人公は、音楽を禁じる家庭に育ちながら、音楽を愛するあまり密かにギターの練習を積んできた12歳のミゲル少年だ。

 もう隠れたりせず、広場で音楽を演奏しようと一大決心をして有名ミュージシャンだった高祖父の墓へ行くも、そこに飾られていたギターを弾いた途端、呪われて死者の世界にとらわれてしまったミゲル。ラセターは「ミゲルは死者の世界でガイコツのヘクター(声:ガエル・ガルシア・ベルナル)と自身の家族の謎を探ることになる。それが生者の世界に戻るための鍵になるんだ。夜明けまでに戻れなければ、ミゲルもガイコツになってしまう」と続けた。

 死者の世界を舞台にしているが「怖くはないよ。ユーモアとハートがある作品なんだ」とラセターが語る通り、プレゼンテーションでお披露目されたガイコツたちのアニメーションは表情豊かで見ているだけで楽しくなってしまうほど。実際に「死者の日」で飾られるマリーゴールドの花びらが敷き詰められた死者の世界への橋や、メキシコらしいカラフルな装飾、そしてビクトリア朝時代のクラシックなスタイルの建物など一つ一つが美しく、ピクサー作品でも随一といえるほど目にも鮮やかな作品となるようだ。『ココ(原題)』の日本公開日は未発表(全米公開は11月22日)。(編集部・市川遥)