シリーズ初の劇場3部作に (C)2017 TOHO CO.,LTD.

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 特撮怪獣映画の金字塔「ゴジラ」を虚淵玄によるストーリー原案・脚本でアニメ化し、11月に公開予定の「GODZILLA 怪獣惑星」が、「ゴジラ」映画史上初となる3部作で製作されることが、3月26日に明らかになった。東京・江東区の東京ビッグサイトで開催中の「AnimeJapan 2017」で発表された。

 20世紀末に突如として現れた巨大生物「怪獣」と、怪獣をも駆逐する究極の存在「ゴジラ」により地球を追われた人類は、恒星間移民船・アラトラム号を用い生存圏を宇宙に求める。しかし、たどり着いたのは人類の生存に適した惑星ではなかった。船内環境が悪化する中、幼少期に両親をゴジラに殺され、復讐だけを考えて生きてきた青年ハルオ・サカキを中心とした「地球帰還派」が主流となり、人類は長距離亜空間航行を駆使して地球に舞い戻る。だが、約2万年の歳月が経過していた地球は、ゴジラを頂点とする生態系が形成された未知の世界に成り果てていた。

 イベントには、同作への出演が告知されていた宮野真守、櫻井孝宏、花澤香菜、杉田智和、梶裕貴、諏訪部順一らが登壇し、それぞれの配役とキャラクターイラストが発表された。主人公のハルオ役は宮野に決定し、幼なじみのユウコ・タニ役を花澤が演じる。このほか、ハルオのよき理解者で異星人「エクシフ」のメトフィエス役に櫻井、軍属の環境生物学者マーティン・ラッザリ役に杉田、ハルオに畏敬の念を抱く若手士官のアダム・ビンデバルト役に梶、強靱な肉体を持つ異星人「ビルサルド」のムルエル・ガルグ役に諏訪部が声を吹き込む。

 発表を受けた宮野は「僕も子どものころに『ゴジラ』を映画館で見ていました。男の子はきっとみんなが『ゴジラ』ファン。誰もが知っている怪獣ですが、今作は、誰もがきっと初めて見る『ゴジラ』になるはず。壮大なスケールで描かれ、感情移入しながら楽しめると思います」と作品をアピール。また宮野によると、メトフィエスやガルグのような異星人が登場することで、人型種族関の関係性も繊細に描かれるという。

 なお、同作では、セリフを先に収録し、それに合わせて絵を作っていく手法プレスコアリング(プレスコ)が用いられている。花澤は「事前に膨大な量の設定資料をいただき、製作サイドの熱もすごく伝わってきました。どのような映像に仕上がるのか楽しみです」、諏訪部は「台本に、簡単な場面描写が注釈として掲載されているんですが、設定が豊富で、各場面のビジュアルイメージが難しかった」と収録を振り返っていた。